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バスタオルの正解がここに…! 異例のヒットを飛ばす“魔法のバスタオル“がすごい

「神!」な情報を届ける特集「ひとり暮らしの神」。今回は、感動してすぐ追加購入したバスタオルをご紹介します。

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がBuzzFeedに還元されることがあります。

「バスタオル卒業宣言」という商品をご存知ですか?

Tomoya Kosugi/BuzzFeed

一般的なバスタオルの半分程度のサイズでありながら、抜群の吸水力を備えた革新的なバスタオルとしてじわじわとヒット。累計販売本数60万枚を超える人気商品です。

筆者は実際に使用しているのですが、その吸水性の高さには毎日驚かされるばかりです。毛量が多いため、バスタオルを数枚使わなくてはいけない生活から卒業できました。

なんでこんなに小さいのにバスタオルとして使えてしまうのか。そもそもバスタオルを卒業宣言するというのはどういうことなのか。

企画・販売を手がけた名古屋の老舗タオル問屋「本多タオル株式会社」の間瀬さんと石原さんに取材しました。

そもそもバスタオルを使わない派がいる

Tomoya Kosugi/BuzzFeed

——「バスタオル卒業宣言」は、なぜこんなに小さいのでしょうか。

石原:新人の頃、タオルに対する自分のこだわりを詰め込みすぎて失敗した経験があって…。 作ったはいいけど高すぎて「これ、お客さん買ってくれるかな?」と自分で疑問が出たりとか。自分が欲しいものじゃなくて、お客さんが欲しいものをもっと考える必要があったなと。

それで、バスタオルに対する現状の不満やどう改善したらより良いバスタオルが作れるかを徹底的に検討するところから始めたんです。

そもそも今の若い人たちはバスタオルを使うのかも疑問だったので、社内で「お風呂上がりに使うのはバスタオル?フェイスタオル?」というアンケートを取ったら、きれいに半分に割れたんです。

——意外ですね…!

石原:そうなんです。身の回りの方に聞いてみるとびっくりすると思うのですが、意外とバスタオルを使わない家庭が多くて。

間瀬:ちなみに私はフェイスタオル2枚の家なんです。私は中学生ぐらいの時からマンション住まいだったので、洗濯のスペースがせまくて。髪の毛で1枚、体で1枚のフェイスタオルを2枚使うのが普通でした。なので、バスタオルを使うことがなくて。

コロナ前は東京のギフトショーによく出展していたんですけれど、そこでも都会の狭い洗濯物スペースだと、一般的なバスタオルは大きすぎるという声はよく聞いていたんです。

石原:私なんかは、お風呂上りはバスタオルを使うものという考えしかなくて、え?みんなフェイスタオル使ってるの?という感じだったんですけど。

——私もそうです。

でも、バスタオルを使ってない人でもフェイスタオルぐらいのサイズだったら使ってくれるんじゃないかって思ったんです。サイズダウンしても吸水力の高いタオル生地だったら実現できるんじゃないかと。

間瀬:もし本当にサイズが小さくて、吸水力のあるバスタオルが作れたら、普段からバスタオルを使っている方はもちろん、フェイスタオル派の人も使ってくれるんじゃないか、売れるんじゃないかと思いました。

タオル業界の老舗が生地を製作

本多タオル(株)

——本当にフェイスタオルぐらいのサイズしかないのにすごく吸収してくれますよね。

間瀬:タオルの制作は、伝統あるタオルメーカーの「おぼろタオル株式會社」さんにお願いしているんです。

おぼろタオルさんは創業100年以上の伝統あるメーカーさんですし、なにより工場の一貫生産が可能なんです。自社の広大な敷地の中に、織りから染めから全部自社の社員で一貫生産できるラインを昔から持っていて、社内で厳しく徹底的な管理ができるので、非常に安定した生産が可能なんですよね。

——あの吸水性はどうやって実現しているんですか。

間瀬:おぼろタオルさんは細い糸番手を使い、粗い生地を織る事によって組織に隙間を作り、吸水性を上げる技術を持っています。

「バスタオル卒業宣言」はその技術を活用することで、あえて太番手の糸を粗い組織の織物にすることで高い吸水性を実現しています。

いい商品ができても、手に取ってもらえないと意味がない

Tomoya Kosugi/BuzzFeed

——開発の過程で一番苦労したことはなんですか。

石原:一番苦労したのは、ネーミングですね。なかなか「卒業宣言」というネーミングに辿り着くまで時間がかかりました。

「みんなの不満を解消した新しいタオルを提案したい!」という気持ちがあったのですが、ではどういう商品名にしたらそれが分かりやすく、かつ印象に残る名前になるのかをめちゃくちゃ考えて。

不便な点の多いバスタオルの使用をやめて、この商品(バスタオル卒業宣言)を使ってくださいと伝えたかったのですが、「やめる」ってイメージが悪いですよね。今まで使っていたモノを否定するような気がして。

そこで何か良い印象の表現がないか考えた時に、「卒業」という言葉が思いつきました。

「卒業」には、今までの暮らしとお別れして、次のステップに進むという意味があると思ったんです。

「今までの生活から新しい生活に変わりましょう!」という前向きなイメージを込めて、「バスタオル卒業宣言」に決まりました。

——今回のヒットはネーミングも大きな要因のような気がします。

石原:そうですね。良い商品ができても、なかなかタオルを売るのって難しくて。

タオル自体がどんなに良い物でも、売り方の工夫であったりとか販売戦略とか、 色んなものが全部良い方向に向かって初めて売れるんだと思います。

その意味では、まずネーミングだけで「何だろうこれ?」って思ってもらえるものになってほんとによかったです。

手に取ってもらって、パッケージの説明を読んで、商品を理解してもらう。その上で、「じゃあ試しに買ってみよう」という流れをきちんと作れた商品になったんじゃないかなと思います。

——今後、「バスタオル卒業宣言」をもっと届けたい人はいますか?

石原:これからひとり暮らしを始める人には特に知ってもらいたいですね。私はこの商品を発売してからひとり暮らしを始めたんですけど、もうバスタオルは使わないですね。これでいいやとなっちゃって。

卒業宣言しか使わなくても生活が回ることが分かったんです。「バスタオルを使わない生活もあるよ!」というのをぜひ知って頂きたいです。

カラーは全14色。価格はAmazonで1290円から。(カラーによって変動あり)

本多タオル(株)

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