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Posted on 2020年6月20日

疲れ切った“おれ”を救った、母の神対応が話題に「すごくいいお母さん」「見習いたい」

社会人一年目、疲れきった心を癒してくれたのは、お母さんの“意外な行動”だった—。

「帰省の思い出」を描いたマンガがTwitter上で話題になっています。

帰りたくても帰れない今だから、思い出す話。 ユルい漫画ですけど、良かったら読んでください👏🏻 (1/2) #コルクラボ漫画専科

望月哲門
望月哲門
望月哲門
望月哲門
望月哲門
望月哲門
望月哲門
望月哲門

帰りたくても帰れない今ー。

読んでいるうちに実家帰りたくなってくるような、優しい雰囲気が素敵なマンガですよね。

この漫画を投稿したツイートには4000件以上のいいねが集まり、「親ってのはほんとすごい…」、「すぐにでも帰省したい...!!」など、多くのコメントが寄せられました。

マンガ制作の背景について、作者の望月哲門さんにお話を伺いました。

—今回の漫画がたくさんの人に読まれた感想をお願いします。

正直に言うと、強いキャラがいたり、展開があったり、、、みたいないわゆる「面白いマンガ」とは違うので、ここまで皆さんに反応していただけると思っていなくて、びっくりしました。

ただ個人的に大切な思い出であり、気に入っている作品なので、たくさんの人に読んでいただけて嬉しかったです。

—コメントも多く寄せられていました。特に印象的だったコメントはありますか?

いま現在、子育てをしている方々から「こんな母親になりたい」という内容のコメントをたくさんいただき、それらがとても印象に残りました。

親側の人たちからコメントが来ることを全く想像していなかったので…。

いい意味でも、悪い意味でも自分の想定外のコメントを貰えるのが、作品を作る上で一つの楽しみなんだなと気づかされました。

望月哲門

—社会人1年目に「悩むことがいくつか重なった」とありますが、当時はどんなことで悩んでいましたか?

漫画家になりたいけどその自信が無いし、かと言って社会人としてずっとやっていく自信も全くありませんでした。

「どうやって生きて行けばいいか」ということが本当に分からなくなっていたんです。

それ以外にも、恋愛のことや、家族との距離感みたいなもの(今回は逆に家族救われた話ですが)にも悩んでいて「八方塞がり」状態でした。

学生から社会人になるときの環境の変化みたいなのが、自分にとってはとてつもなく大きいことで、戸惑いが大きかったです。

望月哲門

—いつもはガンコなお母さんがあっさり引き下がって、そっとしておいてくれたのはなぜだと思いますか?また当時のことについて、後から理由を聞いたりしましたか?

言葉には出していなかったけど、自分が弱り果てていたことを感じ取っていたんだと思います。

「お母さんにはやっぱり勝てないな〜」と思いました。

望月哲門

—今回の漫画はお母さんには見せましたか?

どのタイミングかは分かりませんが、気づいた時にはもう読んでいました。

恥ずかしさもあったので、自分から見せることはしなかったです。

家族のグループLINEで「自分も社会人になった時に仕事のことで悩んでいたよ」と教えてくれました。

あと、自分は家族で1人だけ実家を離れているので、母親としては余計に「アンテナを張っている」そうです。

ちょっと得意気に言っていました。

—「ふしぎなもので実家ではよく眠れた」というコメントに共感しました。望月さんが思う「帰省の良さ」とはなんですか?

自分にとっては安心できることが1番の良さで、他には代えが効かないものです。

煩わしいことも多いけど、それも含めて安心出来ます。

今は、SNSやオンライン上で簡単にコミュニケーションが取れるようになっていますが、やっぱり実際に合うことでお互い伝わるものの量はぜんぜん違うと思います。

望月哲門

—当時の望月さんのように弱っている方がいるとしたら、どんなことを伝えたいですか?

弱っている時は、自分が持っている「本当は必要のない色々な理想とかこだわり」みたいなものを全部諦めて、手放すとかなりラクになるよって伝えたいです。

そういう時に「これは手放せない!」と思っているものって、たぶんほとんどの場合手放しても大丈夫なものだと思うので。

一回思い切って手放してみたら、「あ、なんだ、別になくても良かったんだ」って思えるはずです。

弱っている時って、たぶん理想と現実のギャップに苦しめられていることが多いと思うんです。

その場合、「理想」が諸悪の根元なので、とりあえず一回それを手放して、一日中寝ていれば良いと思います。

「すべき」ことではなく「したい」ことをする。

そうすれば、だんだん元気が出てくるし、本当は何をすべきか見えてくる気がします。

望月哲門

—現在、望月さんの「普通」を支えてくれているものはなんですか?

自分は恋人とかも特にいないので、変わらず家族に1番支えられていると思います。

あとは周りの友人にも支えられているし、今だと漫画家を目指す仲間や、Twitterでいつも見守ってくれている馴染みのフォロワーさんたちの存在も大きいです。

人間関係以外では、趣味である読書や、料理をする時間も含めて生活全てが自分の「ふつう」を支えてくれていると思います。

—飾らず、人間の弱さをそのまま受け止めてあげるような優しい作風に癒されます。漫画を描く上で意識していることはありますか?

そう言っていただいて、とても嬉しいです!

「飾らず」って言うのはかなり意識しています。

カッコつけないで、なるべく自分の素直な気持ちで、簡単な言葉で、熱や自分を込めていく作業が好きです。

深いことって、簡単なふつうの言葉でも言えるし、伝わると思っています。

絵もセリフも、シンプルに表現できるのが自分のスタイルだと思うので、そこをもっと伸ばしたいと思っています。

望月さんは他にも色んなマンガをTwitterに投稿しています。

「おじいちゃんの葬儀で帰省した時に、駅まで迎えに来てくれたお姉ちゃんたちとの思い出。」 4Pのエッセイ漫画です。

気になった方はぜひフォローしてみてくださいね!

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