イタリア代表として2006年のドイツW杯優勝も経験したベテランDFのクリスティアン・ザッカルド(35)が現在、ビジネス特化型のSNS「LinkedIn」で職探し中だ。

ザッカルドは守備力の高さが売りのDFで、センターバック、右サイドバックとしてボローニャ、パレルモなどで活躍し、イタリア代表としてドイツW杯にも出場した。
日本人選手とも縁があり、08-09シーズンには長谷部誠が所属したヴォルフスブルクへ移籍し、ブンデスリーガの優勝を経験。ACミランでは本田圭祐のチームメイトだった。
15-16シーズンはセリエAカルピに移籍。16-17シーズンにはセリエB(2部リーグ)のヴィチェンツァ・カルチョにレンタル移籍。契約は2018年6月まであったが、今年7月14日に契約を解除し、フリーとなっていた。

ザッカルドが新たなチーム探しに利用したのが転職活動にも使われるビジネスSNS「LinkedIn」。
ページには「World Cup Champion 2006」「 German Bundesliga Champion 2009 」「Europe Cup U21 Champion 2004」との輝かしい経歴が並ぶ。
自己PRのおすすめスキルは「カルチョ(サッカー)」。語学力はイタリア語のほか、英語、ドイツ語は「挨拶ができる」レベルとなっている。
投稿欄では「フィジカルにはまだ問題、あと2年はトップレベルでプレーできる」「真面目で、プロフェッショナルで、しかも頑強なサッカー選手です」と自身をアピールしている。
各国のニュースに

ザッカルドのユニークな転職活動は、イギリス、スペインなど各国のメディアがニュースとして取り上げた。
日本でもニュースが流れると、Jリーグ入りを求める声が相次いだ。
ザッカルド取っちゃおうJリーグ
ほらJリーグのチーム!どこかザッカルド取れ!!経験豊富な元イタリア代表DFだし、今無所属だから大して金掛かんないぞ!!破談になったトッティよりもずっとお得!!
なお、Jリーグの移籍期間は7月21日~8月18日までとなっている。