『め組のひと』Tik Tokで2億5000万再生突破 高速バージョンがLINE MUSICで配信スタート

    10代に人気の「Tik Tok」で流行しリバイバルヒット

    リップシンクアプリ「Tik Tok」で話題となり、リバイバルヒットとなっていた倖田來未『め組のひと』の高速アレンジバージョンが7月18日からLINE MUSIC限定で配信をスタートした。

    『め組のひと』はもともと1983年にリリースされたラッツ&スターのシングル。

    倖田は2010年に発売したカバーアルバム『ETERNITY〜Love & Songs〜』の一曲として、この曲をカバーしていた。

    アルバムリリースから8年たった今年の5月頃から、10代に人気の「TikTok」で、この曲の高速バージョンに合わせて踊る動画が流行したことは以前、BuzzFeedの記事でも取り上げた。

    その後、ピコ太郎や倖田のモノマネで知られるやしろ優も『め組のひと』で踊る動画を投稿。

    7月現在、Tik Tok上の再生回数は2億5000万回を超えた。これはネットで話題となったキャンペーン「いいアゴ乗ってんね」の1億2000万回を上回る。

    さらに動画の投稿数は55万4000件を超え、Tik Tokの関係者によれば「最近流行した『だれでもダンス』の16万7000件を超えるヒットで驚いています。新規のユーザーさんの投稿が目立つのが特徴です」という。

    音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」でも、Tik Tokでの流行に合わせ、5月末から6月上旬にかけてランキングが急上昇し、6月24日付のデイリーランキングでは1位を獲得。

    この人気を受け、『め組のひと』TikTokバージョンのリリースが決定した。

    曲は高速アレンジされた楽曲フルバージョンと、Tik Tok用の15秒バージョンの2パターンが配信される。