6歳の娘の「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」評が意外に核心をついてビックリ

    大人の中では賛否両論あるようですけれど...

    あなたは人生で最初に見た実写映画って覚えていますか?

    人生最初の映画は「ドラえもん」などアニメって方は多いと思いますが、初めて実写映画を劇場で見たとき、大人への階段を上ったような気になりませんでしたか。

    うちには6歳の娘がいます。幼稚園の年長さんです。

    映画では「ドラえもん」「ポケットモンスター」「プリキュア」シリーズとアニメ作品を劇場で見たことはありますが、実写作品はまだありません。

    初めての映画は何がいいだろう。そんなとき、うってつけの映画が公開されました。スター・ウォーズの最新作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」です。

    子供向けの作品とはいえませんが、世界的な大作であり、娘の実写映画デビューを飾る作品としては上々です。

    おそるおそる娘を「スター・ウォーズを観に行こうよ」というと「いいよ」と快諾をもらいました。ヤッター。

    6歳だけに、過去のスター・ウォーズについての知識は当然ありません。

    しかしスター・ウォーズの新作が公開されることはテレビやラジオCMで知っており、今作についてもいくつか知っていました。

    「白い丸いやつが可愛い。オレンジとか色が入っているの」(BB-8のこと)

    「ビーム出るんでしょ。赤いやつ」(たぶんライトセーバーかな)

    「タイトルも知っているよ。『スター・ウォーズ 最後の終わり』」(「最後のジェダイ」の間違い)

    幼稚園レベルでは、かなりのスター・ウォーズ通でしょう。たぶん。

    というわけで、映画館へレッツゴー。

    「最後のジェダイ」ですが、今回は子どもということでアトラクション的な3D、音声は吹き替えを選択しました。

    子どもがいる家庭にとって吹き替えは大事。ありがたや、ありがたや。

    上映まで時間が少しあったので、劇場近くの家電量販店でおもちゃ売り場を散策しました。

    今回から登場する新キャラ「ポーグ」には興味津々

    キャプテン・ファズマのおもちゃも被りました。

    さあ、いよいよスター・ウォーズを見ます。

    今回の上映時間はシリーズ最長の150分。序盤は3D初体験とあり、楽しげな娘でしたが、中盤あたりになるとストーリーも中だるみ。フォースの誘いによっていつしか睡眠の世界へ。Zzz

    しばらくすると再び起き上がるのですが、今度は3Dメガネを外します。目がかなり疲れるようです。

    それでもラストシーンでは再び3Dメガネを装着し、エンドロールまできちんと見ていました。

    初スター・ウォーズの感想は?

    「3Dで爆弾が落ちて、いろいろ壊れるところは怖かった」そうですが、3D自体は楽しかったそう。

    映画については「ちょっと長かった。最後の文字(スタッフロール)が長くて面倒くさくて、やだなあと思った」。これは私も同感です。長い。

    気に入ったキャラとして挙げたのがBB-8、ポーグ、そして主人公のレイ。「女の子は剣で戦っているところがかっこよかった」とライトセーバーでのバトルが印象に残ってるとのこと。

    普段はプリキュアや「アイドル×戦士ミラクルちゅーんず」を見ている娘ですが「それは衣装がかわいいから好き」。

    今回、かわいいとは違う部分で女性キャラに惹かれたのは新鮮でした。

    ジェダイやフォースなど細かい設定については「?」でしたが、一番良かったところを聞くと「全員が諦めないところがよかった」と意外な答えが返ってきました。

    どこの場面というより、全体でそう思ったとのこと。映画の細部はわからずとも物語を貫く大事なメッセージは子どもにも伝わっていました。

    帰りには「映画だと、どんな映画かなとワクワクするから好き。テレビだとそんなにワクワクしない。また映画に行きたい」と笑顔だった娘。

    こうしてジェダイ...ではなく、一人の映画好きが生まれたのでした。

    彼女の映画人生がフォースと共にあらんことを。

    家に帰って描いた「BB-8」と「ポーグ」