樹木希林さんの言葉があまりに素晴らしすぎるので、人類は読まなきゃ絶対ダメ

    朝日新聞と読売新聞に印象的な一面広告

    10月29日、朝日新聞と読売新聞に印象的な一面広告が掲載された。9月15日に亡くなった樹木希林さんの写真を使用した、宝島社の企業広告だ。

    樹木さんは2016年1月に同社の企業広告「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」に出演。この広告は数多くの賞に輝いた。

    朝日新聞に掲載されたのは、樹木希林さんが家族とともに写る写真で、2016年にプライベートで撮られたもの。キャッチコピーは「あとは、じぶんで考えてよ」。

    読売新聞はアインシュタインのように舌を出した樹木さんで、キャッチコピーは「サヨナラ、地球さん」。宝島社によれば「ご遺族より、遺影の写真をお借りしました。舌は、娘・也哉子さんのものを合成しています」とのことだ。

    宝島社は今回の広告の企画意図について、次のようにコメントしている。

    死生観、人生観、恋愛観、仕事観...、樹木希林さんが残された数々の言葉をもとに、世の中に向けて、樹木希林さんからの最後の言葉として2つのメッセージをつくりました。

    どう生きるか、そして、どう死ぬかに向き合った樹木希林さんの、地球の人々への最後のメッセージ。

    どう生きるか、どう死ぬかについて、あらためて深く考えるきっかけになれば幸いです。