異色アイドル「生ハムと焼うどん」が活動休止を宣言 理由は信頼関係の崩れ

    独自の立ち位置でブレイクの期待も大きかったが...

    アイドルユニット「生ハムと焼うどん」が1月14日、東京・新木場で開催された「清竜人ハーレムフェスタ♡SPECIAL」のステージ上で「活動休止」を宣言した。

    ライブにゲスト出演した「生ハムと焼うどん」は、ステージ上で「2017年、断食に入ります」と独特の表現で活動休止をファンに告げた。西井さんはライブ中に泣いていたことも、終了後に明かしている。

    BuzzFeed Newsがユニットの関係者に確認を取ったところ、時期は明確ではなかったが、活動休止の事実を認めた。

    現時点では2月5日に東京・代々木競技場第一体育館で開催される「アニメ紅白歌合戦 Vol.6」、3月までのレギュラー番組には出演予定という。

    ライブ後に2人はそれぞれTwitterで思いを語っている

    今日のライブで見た景色は、紛れもなく最高だったよ。最後に残るのはやっぱり「ありがとう」という気持ちが圧倒的に大きいんだなぁ。本当に、ありがとうという言葉じゃ収まらないほどの、ありがとう。私は、すごく幸せだ!

    最終的に誰のどの言葉を信じるかはみんなに委ねるけど、私は私の選ぶ言葉で、私の思う真実を、みんなのために、自分のために、そして生うどんのために、あとでブログを書きたいと思います。私の言葉を、待っていて下さい。


    わたしは生ハムと焼うどんで武道館行きたかった。理不尽なことばかりだったけど応援してくれたみんなのことがだいすきだから続けたかった。どんなにお金もらえなくてもありもしない悪口仕事先で言いふらされても生うどんの仕事を勝手に相方が1人で受けてても病んではだめだとおもってずっと我慢してた

    だからこそほんとうに無念で仕方ないきもち。こんなことさいごまでみんなに言うつもりなかったけど、まわりのひとに、きちんと伝えたいこと言った方がいいよ。ってゆわれたから、ゆわせてもらったよ😢 ごめんねありがとう😢

    東は15日夜、予告していたブログを更新した。

    活動休止の理由について、昨年10月21日、3000人近いファンを集めたTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブ前に、相方である西井との信頼関係が壊れたと赤裸々に告白した。

    そんな信頼関係が崩れた瞬間、生うどんの今後の運営体制やお金問題についてすごく揉めてしまって話し合っても、話が噛み合ってるようで噛み合わない状況が続いていたし、続いています。

    ストレスで過呼吸など体調不良となる一方、つらい時期を支えてくれた所属する「劇団ピヨピヨレボリューション」の大切さを感じ、「生ハムと焼うどん」というユニットへの考え方も変わっていった。

    「断食しよう」とにっちやんに切り出したのは、私。

    と自身から西井に活動休止を告げたという東。解散するかどうかについては現在も話し合い中だという。

    「生ハムと焼うどん」とは

    高校の同級生であった西井万理那と東理沙によるアイドルユニット。

    特徴はMCの代わりに毎回演じられる寸劇で、アイドルやファンを皮肉るなどシュールで少しブラックな内容が、アイドルファンを中心に話題に。事務所には所属せず、衣装、作詞作曲、ブッキング、ライブのPRまですべてをセルフプロデュースでこなす点も異色だ。

    昨年はテレビ東京の深夜バラエティー番組「ほぼほぼ ~真夜中のツギクルモノ探し~」にレギュラー出演するほか、TBS「水曜日のダウンタウン」やテレビ朝日「中居正広のミになる図書館」などにも出演。

    次にブレイクするアイドルとの声も多く、BuzzFeedでも記事で取り上げていた。

    それだけに突然の活動休止は、アイドル業界に衝撃を与えている。


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