【リオ五輪】レスリングで珍事!モンゴルコーチがパンツ一丁で抗議しレッドカード

    抗議は当然実らず

    リオ五輪レスリングフリースタイル65kg級の3位決定戦で、判定に不服だったモンゴルのコーチがパンツ一丁になって抗議する、前代未聞の出来事が起こった。

    モンゴルのガンゾリグ・マンダフナランは銅メダルを獲得したかに思えたが、試合終了直前に相手を挑発し逃げ回ったことが戦意喪失とみなされ、ウズベキスタンのイフティヨル・ナブルゾフにポイントで逆転を許した。

    この判定にモンゴルのコーチが上半身の服やシューズを脱いで抗議。

    審判からはレッドカードが出るもお構いまし。さらにもう一人のコーチはパンツ一丁に。会場からは割れんばかりの歓声が上がった。

    判定が覆ることはなく、ガンゾリグは相手選手と握手し、リングを降りた。一方2人のコーチは抗議を続けたため、係員に連れ出された。

    モンゴルのコーチの一人は「300万人のモンゴル人が銅メダルを期待していたのに、我々の手元にメダルはない。観客は100%我々の味方だった」と試合後にコメントしている。