漫画家のくりた陸さんが7月4日に亡くなった。10日、くりた陸さんのTwitterアカウントで発表され、くりたさんと縁のある関係者や出版社も訃報を伝えている。
くりたさんは1982年に「少女フレンド」でデビュー。「ゆめ色クッキング」「くじらの親子」「オレの子ですか?」などの漫画を手がけてきた。
2003年には乳がんの宣告を受けた、くりたさん。2011年に発売された漫画誌「フォアミセス」(秋田書店)で、宣告された当時の心境を描いた自伝漫画「陽だまりの家」を執筆していた。
7月3日に発売された漫画誌「フォアミセス」8月号(秋田書店)にも、末期ガンで闘病中だったくりたさんが手がけた読み切り漫画「娘とともに…」が掲載された。
エレガンスイブ編集部のTwitterによれば、くりたさんは「フォアミセス」8月号の巻頭カラーを描き上げた後に永眠したという。
なお9月15日には「娘とともに…」、「陽だまりの家」が併せて収録された「~乳がんに襲われ余命宣告を受けた少女漫画家の家族への手記~陽だまりの家」が発売される。
訂正
少女フレンズを少女フレンドに訂正しました。