何もこんなに似せなくても...と原作者も驚く『きのう何食べた?』の再現度

    原作のよしながふみさんも「実写なんだし、何もこんなに似せなくても...」と驚く完璧ぶり

    よしながふみさんの人気漫画『きのう何食べた?』が西島秀俊さんと内野聖陽さんの主演で4月から連続ドラマ化されることが1月24日、テレビ東京から発表されました。

    『きのう何食べた?』は2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面かつ倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の男性カップルのゆったりとした日常を、毎日の食卓を通しながら描いた作品です。

    現在『週刊モーニング』にて連載中で、累計発行部数500万部(電子版含む)を突破の人気作です。

    ドラマではシロさんを俳優の西島秀俊さん、ケンジを内野聖陽さんと人気、実力ともに一流の俳優が演じます。

    ドラマ化、さらに西島さん、内野さんの起用が発表されるとSNS上は大盛り上がりとなりました。

    「素晴らしいキャスティング」

    生きてると推しの漫画が素晴らしいキャスティングで実写化されたりする。生きねば。 #きのう何食べた

    「この2人に文句なんかつけられん」

    やべえ この2人に文句なんかつけられん(笑) #きのう何食べた

    「エプロン着させられてたのはシロさんになるための布石だったのかもしれない」

    西島秀俊が 最近やたらとエプロン着せられてたのはシロさんになるための布石だったのかもしれない… #きのう何食べた

    「テレ東さん最高!」

    深夜にこの二人をもってくるって、テレ東さん最高! 一人一人で主演ドラマとれるし ゴールデンとれるのに! もう、楽しみでしかない。 #きのう何食べた

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    その反響は凄まじく、Twitterトレンドのベスト10のうち、7つのキーワードが『きのう何食べた?』関連の言葉で埋まりました。

    もともと原作の大ファンだったという西島さんは、ドラマ出演について「たくさんのファンをもつ作品なので、とにかく丁寧に真摯に作品に向き合いたいと思います」とコメント。

    演じるシロさんについては「シャープでちょっと近寄りがたく、ツンツンした態度もとるし、クールを装っているんですが、 本当はとても周りの人を大切にする人物です。そして色々なことをキチっと割り切って決めて生きているように見えて、実は内面が繊細に揺れ動いている。そこを大切に演じていきたいなと思います」と話します。

    一方、内野さんは「実はこの作品はかなり前から企画されていたんですが、スケジュールがなかなか合わず、流れに流れてようやくここにこぎ着けた感じなので本当に楽しみですし、まだどう演じようか思案中ですが、二人の関係をごく自然に演じたいと思ってまして、そこが自分の中で楽しみな課題ですね」とコメント。

    演じるケンジについては「大人ですねこの人は。外への出方は子供っぽい感じがするんだけど、とても繊細で人の気持ちを汲み取れるキャラだなと思って。美容師さんで、実はすごく寛容で優しい部分をもっているけど、時にサディスティックな感覚も併せ持ってる感じかな。そういうものがさらりと自然に出せればいいなと思っています」と語ります。

    原作者のよしながふみさんも「『実写なんだし、何もこんなに似せなくても......』と思うぐらい、そっくりです!」と驚くほど完璧な配役。ドラマは4月ですが、早くシロさん&ケンジに会いたいですね。