手塚から萌え系、BLまで、Kindle読み放題サービスで読める漫画を調べてみた

同サービスは2014年7月にアメリカでスタートし、日本は12か国目のローンチ。和書12万冊、洋書120万冊以上が読み放題になります。

小説や雑誌、実用書だけでなく、漫画も32746冊が提供されています。

BuzzFeedは一体どんな漫画が読めるか、調べてみました。

手塚先生がライフワークにしていた傑作「火の鳥」もあります。

ただし読み放題は5巻までで、6巻以降は購入が必要。作品の中でも評価の高い「鳳凰編」が途中までしか読めないのが切ない（涙）

手塚作品では「ブラックジャック」「鉄腕アトム」「陽だまりの樹」は5巻まで。「ジャングル大帝」「アドルフに告ぐ」「奇子」は全巻読めます。

「人間昆虫記」もあるよ！

男性向け作品では「信長のシェフ」は3巻まで、「リバースエッジ 大川端探偵社 」は6巻まで配信されています。

ほかにも「ゆゆ式」「三者三葉」などのアニメ化された4コマ作品も読めます。

ただし「けいおん！」はないよ。

「愛しのアイリーン」「キーチ」も全巻読み放題。ただし「ザ・ワールド・イズ・マイン」は読めません。

少女コミックは815冊。女性向けアダルト作品も読めます。

魔夜峰央先生の作品は「パタリロ」なども配信されています。

男性向けアダルト漫画は6708冊とこちらもたっぷり！

「Kindle Unlimited」に小説は配信している出版大手の講談社、小学館ですが、漫画の配信には消極的で講談社は3冊、小学館はゼロです。

「少年ジャンプ」作品など人気漫画を多数抱える集英社は、そもそも読み放題に自社の出版物を提供していません。

KADOKAWAやスクウェア・エニックスといったアニメ化された作品を抱える出版社も提供はなし。秋田書店も雑誌「GOLFコミック」の提供のみに留まっています。

雑誌や小説など活字離れの中、出版社にとって漫画の売り上げは生命線。

「Kindle Unlimited」への人気漫画の参加はなかなか難しいでしょうが、Amazonの今後の努力に期待です。