歌手のASKAが覚醒剤使用の疑いで逮捕へ 100人以上の報道や見物人集まり移送は混乱

    2014年に有罪判決を受け、執行猶予中だった

    警視庁は11月28日、覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで歌手のASKA容疑者(本名・宮崎重明)を逮捕した。ASKA容疑者は2014年に有罪判決を受け、執行猶予期間中だった。

    時事通信によれば、ASKA容疑者は今月25日夜に「盗撮されているので確認してほしい」と110番通報。この際に不審な言動があったことから捜査員が自宅を訪れ、尿の任意提出を求めていた。

    尿は警視庁の科学捜査研究所により、精度の高い「本鑑定」が行われ、その結果、覚醒剤の陽性反応が出た。日本テレビが報じている。

    ASKA被告は逮捕間近との報道が出た直後の28日午後2時ごろからブログを4回にわたり更新。「何の、問題もありません」「陽性は、ありません」など薬物での逮捕を否定していた。


    100人以上の報道陣が集まる中、午後6時過ぎに自宅へ戻ったASKA容疑者。午後8時20分ごろに自宅から警視庁に移送される際には、捜査車両を多くのカメラマンが囲み、警察官が「落ち着きましょう」「怪我をします」と声を上げる場面もあった。

    ASKA容疑者は2014年5月、覚醒剤を所持していたとして逮捕され、その後、覚醒剤と合成麻薬MDMAを使用した罪などで、懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けており、現在は執行猶予中だった。

    逮捕前日の27日にはブログで新しいアルバムが完成間近であり、来月終盤にはYouTubeで数曲発表すると明かしていた。