桂歌丸さん死去 笑点から追悼文「その存在はまさにミスター笑点」

    7月2日、死去した。81歳だった。

    落語家の桂歌丸さんが7月2日、慢性閉塞性肺疾患のため、死去した。81歳だった。訃報をうけ、「笑点」公式サイトには追悼文が掲載された。

    桂歌丸さんは1936年8月生まれ、神奈川県横浜市出身。

    51年に五代目・古今亭今輔に入門。65年に「笑点」の前身番組「金曜夜席」がスタートし、当時からレギュラーメンバーとして出演していた。

    06年には前代の三遊亭圓楽さんが降板したことから、5代目「笑点」司会者に就任。

    16年4月30日、同年5月に「笑点」が放送開始50周年を迎えることを機に、司会者を勇退することを発表。番組初の終身名誉司会に就任した。

    一方、08年に腰部脊柱管狭窄症の手術、14年に閉塞性肺疾患と肋骨骨折、15年にインフルエンザと腸閉塞などで入退院を繰り返していた。

    7月2日、慢性閉塞性肺疾患のため、横浜市内の病院で死去。歌丸さんが会長を務める落語芸術協会が報道各社に明かした。

    「笑点」から追悼文

    歌丸さんの訃報をうけ、「笑点」公式サイトには3日、追悼文が掲載された。以下が全文。

    7月2日に笑点終身名誉司会の桂歌丸師匠が亡くなられました。

    桂歌丸師匠には、放送開始から50年以上にわたって番組を支え続けていただきました。

    回答者としての40年間、司会者としての10年間、その存在はまさに「ミスター笑点」と呼ぶに相応しい番組の大功労者であり、感謝の念に堪えません。

    心よりお悔やみ申し上げます。

    通夜・葬儀は親近者で執り行われる。11日には妙蓮寺(横浜市港北区)で、お別れ会が開かれる。

    以下、歌丸さんと笑点メンバーを写真で振り返る。