全国初導入された「ロープ昇降形ホームドア」 安全性をJR西日本に聞いた

    JR西日本に聞きました。

    現在、Twitter上で侑人@写真垢さん(@Non51235)が、大阪府高槻駅で撮影したツイートが話題になっています。

    大阪府高槻市に新しく新快速用のホームができたんだけど、 扉の開き方が斬新すぎて笑った…

    これは「昇降式ホーム柵」といいJR西日本が3月26日から、同駅新快速専用ホームに設置したものです。

    電車が到着すると支柱が伸び、ロープがドアより高い位置に上がる仕組みで、自動的に車両の数やドアの位置に合わせてロープが上がるようになっています。本格導入するのは、同駅が全国で初です。

    その斬新な動きが珍しいこともあってか、現在2万件以上リツイートされています。しかし、なかには「これ転落防止には持ってこいかもしれないけど、自殺防止にはならなさそう」など安全性を問う声も寄せられています。

    気になる安全性は……?

    BuzzFeedがJR西日本に問い合わせたところ、「昨年12月からJR神戸線六甲道駅で、試行運用を行っており、編成(車両数・扉枚数)の異なる列車に対する機能や、到着から発車までの連続動作、お客様の流動への影響を検証したうえで、実用化の目処が立ったので、今回の導入に至った」とのこと。

    また、安全性については、「確かにプロレスの入場のように故意に潜り抜けようとすれば、潜り抜けられますが、ポール部分はステンレスになっており、人が寄りかかっても倒れないくらいの耐久性はあります。また、ホームでのアナウンスも徹底して行っています」と答えました。