12月26日、最終回を迎えた「SMAP×SMAP」
放送はこれまでの名場面や、過去の放送内容を振り返るコーナーが大半でした。
平均視聴率は23.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、瞬間最高は5人が「世界に一つだけの花」を歌い終わったあとで27.4%に達しました。
ネット上には、番組終了を惜しむ声などが上がりましたが、その中で“ある企業”が話題になりました。
それがロート製薬です。
SMAP×SMAPは、番組放送開始当初の1996年4月から2010年3月までロート製薬の一社提供で放送されていました。
番組オープニング時に流れる「ロート♪ロート♪」という歌を覚えている人も多いでしょう。
SNS上には「なにかが足りない…ロート製薬だ!」「ロート製薬さん、ありがとうございました!!」などの声が見られました。
「スポンサー冥利に尽きます」
BuzzFeed Newsは、ロート製薬に話を聞きました。
ー今回の番組終了を受け、どのような思いでしょうか?
収録にも参加させていただいておりましたが、SMAPをはじめとする出演者の方々、制作現場ともに熱気と夢に溢れ、震えが来るほどの素晴らしい番組でした。
そんな日本一のバラエティ番組を長らく提供させていただき、まさにスポンサー冥利につきます。
収録は毎回15時間以上にもおよび、スタッフの皆様には頭が下がる思いでした。
スタッフの方々には、“記録”にも“記憶”にも残る番組に携わったことを一生の誇りに、これからもがんばっていただきたいです。
来週からスマスマが見れないと思うと寂しい限りです。
ーネット上にはロート製薬に対する感謝のコメントもあります。
どんなに内容が素晴らしい番組でも、視聴率が取れないと打ち切りになるのがテレビ業界の宿命です。
20年以上も番組が継続できたのは、どんなときも支え続けてくださったファンの方々のおかげです。
こちらが「ありがとうございました」と感謝申し上げる方なのに、反対に感謝の言葉をいただき、SMAPファンの皆様には敬服いたします。
ーSMAPのメンバーに労いの言葉はありますか?
アイドルの歴史を変え、バラエティ番組の新しい扉をこじあけたSMAPのみなさま、25年間お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
1月からは、ソロとしての活動がスタートしますが、これまでと同様ファンの方々に夢を振り撒き続けてください。