沖ノ島が世界遺産登録決定 11枚の写真でみる「手つかずの島」

    国内の世界遺産は21件になった。

    ユネスコの世界遺産委員会は日本時間9日午後6時ころ、福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」について、日本政府が推薦した8つの構成資産すべてを世界文化遺産に登録すると決定した。

    沖ノ島は現代まで「女人禁制」が続き、1000年以上たった現在でも、当時の姿が手つかずで残されている。

    福岡県宗像市から約60キロ沖の玄界灘に浮かぶ沖ノ島。

    島にある宗像大社沖津宮社殿。

    岩上祭祀跡。

    露天祭祀跡には多くの出土品が残る。

    宗像大社沖津宮横に生える古木。

    沖津宮に続く参道を歩く神職。

    参道はこのように木々で覆われている。

    宗像大社中津宮の拝殿。

    沖ノ島の港と禊(みそぎ)をする海岸。島全体が神域で女人禁制、男性も禊をしなければ上陸できない。

    高台には沖ノ島を望める宗像大社沖津宮遥拝所がある。

    今回の登録で国内の世界遺産は文化遺産が17件、自然遺産が4件、計21件になった。