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余計な文化? 夏のお年玉「お盆玉」は定着するのか

2010年から販売されていました。

「お盆玉」、知っています?

お盆玉とは、いわばお年玉の"お盆版"。夏休みやお盆で帰省した際、孫や親戚の子どもにお小遣いを渡す人もいるかと思います。

最近では、お年玉のように特別な袋を使ってお小遣いを渡すようになりました。お盆玉袋の誕生です。

その歴史は意外と深く、江戸時代に山形県の一部地域にあった習慣とのこと。

当時は現金ではなく、衣服や下駄を渡していたそうですが、昭和初期にお小遣いをおくる習慣に変化したそうです。

お盆玉は、雑貨店はもちろん郵便局の窓口でも販売されています。

なんで、郵便局も販売しているの?

BuzzFeedは日本郵便株式会社広報室に聞きました。

「郵便局で販売開始したのは2014年7月から。2013年ころから各量販店でも取り扱いが開始され、同時に『郵便局でも取り扱いはないか?』と問い合わせをいただくようになり、販売に至りました」

売り上げは、2015年度は前年比106%。今年も早くから問い合わせが来ているとのこと。

メーカーの売り上げは?

2010年に「お盆玉」を商標登録し、お盆玉袋を販売するMARUAIの担当者にも話を聞きました。

「正直、最初の3年間はまったく売れませんでした。しかし、4年目から郵便局でも取り扱いが始まり、メディア露出も増えました。具体的な数字は言えませんが、出荷ベースでみてもかなり認知されていると思います」

一方でこのような声も……

余計な文化を増やすな

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