女優の市原悦子さんが1月12日、亡くなった。82歳だった。所属事務所の公式サイトで13日、発表された。
市原さんは千葉県出身で、1957年に俳優座に入団。
テレビアニメ「まんが日本昔ばなし」のナレーションや、ドラマ「家政婦は見た!」などで活躍。2016年には、映画「君の名は。」に声優として出演した。
市原さんは2018年12月に盲腸で入院し、一時退院したが、再び体調を崩し、1月に再入院。治療を続けていたが、12日午後に心不全のため亡くなったという。
市原さんの死をうけて、悲しみの声が広がっている。
漫画家のゆうきまさみさん「お疲れ様でした」
千葉市の熊谷俊人市長「市民に愛されていた」
シンガーソングライターの七尾旅人さん「いつもお話の神様に見えた」
加藤登紀子さん「青春残酷物語が圧巻だった」
声優の石黒千尋さん「お母さんの読み聞かせのような安心感」
コラムニストの小田嶋隆さん「芸の力に毎度驚嘆させられたものです」
ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さん「あの声での語りが大好きでした」
女優の福田麻由子さん「いつか市原さんのようにたくさんの想いを背負える役者になりたい」
新海誠監督「僕はまんが日本昔ばなしで育ちました」
通夜は17日午後6時から。告別式は18日午前11時から。東京・青山葬儀所で行われることが所属事務所から発表されている。