フラッシュモブ、断れなくね!?
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そもそもフラッシュモブとは、ネットの掲示板などで時間・場所を決めて、集まった人たちが即興のパフォーマンスをすることです。
最近では、フラッシュモブの企画会社もあり、プロポーズとして使われることが流行っています。
しかし、プロポーズしてきた相手と結婚したくない場合は? 演者に加え、偶然その場にいた大勢の人たちに見られているなかだと、断りづらいのでは……?
そもそもフラッシュモブって効果的なの?
「フラッシュモブは、『非日常的で普段感じることのない刺激』を与えるという点で、通常のプロポーズより効果的な側面があります。
しかし、中長期的な視点で考えた場合、この刺激を結婚後も継続的に行う。またはより強い刺激を与えていかないと、相手は退屈と思ってしまったり、現実を見たときに『錯覚だった』という感情につながってしまうかもしれません」
こう話すのは、恋愛カウンセラーの伊藤憲治さん。伊藤さんに「好きじゃない人にフラッシュモブでプロポーズされたときの対処法」を聞きました。
その場はとりあえず参加→後日、断りを入れる
「断り方は、集まった人が『2人の知り合い・友人だけ』なのか、『関係ない人までたくさん集まっている』のかで、少し対応が変わってきます」
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周囲にいるのが知り合い・友人たちだけだと、本人の感情を知っていたり理解してくれていたりしますので、あとからでもフォロー可能です。
しかし、単なる通行人にも見られている場合、あまり過激な対応をすると、その様子がネットに流され、誹謗中傷が向けられるかもしれません。そのため、過激な断り方は避けたほうがよいと考えられます。
それを踏まえたうえで、ベストな手順は以下です。
①とりあえず感謝の気持ちや、ショーに参加する気持ちで喜びの表現をする。
②プロポーズ相手と距離が近くなる瞬間を待つ。その時にソッと「真剣に考えるが今すぐの回答はできない」と伝える。
③その後、とりあえずフラッシュモブに参加。
④後日またはフラッシュモブ終了後、断りを入れる。
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「よく『結婚してください! Yes or No』と結果を求める内容があります。この場合は盛り上がる前に相手に『無理』と伝えましょう。
それでもしつこい場合は『No!!』としっかり伝え、その場を立ち去っても良いです。ただ、目立ちすぎる断り方は、こういった時代なので控えたほうが安全でしょう」
これから”フラッシュモブろう”としている男性諸君へ
「結婚は『自己満足』ではなく『お互いにとっての幸せ』を追求することです。
これから君が行うフラッシュモブが、相手にとって幸せとは限りません。
しっかりと彼女の性格を考えたうえで、本当に2人が幸せになるためのステップとしてフラッシュモブが必要かどうか。今一度考えてみてはいかがでしょうか」