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震災後、おもちゃ屋から消えたものとは 体験談を描いたマンガが話題に

「記憶が薄れても、記録に残しておけば」

東日本大震災から7年が経った3月11日。Twitter上ではある漫画に注目が集まっています。

@310_64
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作者は言 寺さん(@310_64)。言 寺さんは震災当時、関東のおもちゃ屋で働いていたそう。

震災直後、自転車のライトや菓子、おむつなどが棚から消えたこと。また、震災後は電池を使わずに遊べるおもちゃが売れたことなど体験談を描いています。

漫画では最後、「こんな時に玩具を買うなんて不謹慎だと言う人もいるけれど」と前置きした上でこう語っています。

「楽しく遊んでいる時、人は笑顔になれる。おもちゃはその手伝いができる。大変なことが起きてしまって世間が自粛モードになっていても遠慮せずにご来店ください」

漫画は2万5000件リツイートされています(3月13日現在)。いろいろな声が寄せられました。

「本屋で『こんなとき本なんて』の声もあった」

@310_64 初めまして。私は当時本屋で働いており「こんな大変な時に本なんて!」という同じようなクレームがありました。そんな中、絵本や地図を求める人が増えてたな…としみじみ思い出します。人を笑顔にしてくれる物は必要ですよね。

「どんな状況でも遊べる玩具は素晴らしい」

@310_64 自分は当時小学生で、電気が復旧するまではハイパーヨーヨーで遊んでいた記憶があります。どんな状況でも遊べる玩具は素晴らしいですよね。

言 寺さんはBuzzFeed Newsに「正直、こんなにたくさんの方に読んでいただけるとは思っていなかったので驚いています。コメントや感想をいただき、自分と違う考えや知らない知識、体験談を知れて勉強になりました」と話します。

最後にこうも話しました。

「あれから7年が経って、テレビでは震災特集が減り、自分も当時の気持ちを忘れないようにと心がけています。けれど、記憶が薄れていくのも感じます。記憶が薄れても、記録に残しておけば、小さなおもちゃ屋の体験でもいつか誰かの役に立つこともあるかもしれないと思ってこの漫画を残しました」

BuzzFeed JapanNews


Takumi Harimayaに連絡する メールアドレス:takumi.harimaya@buzzfeed.com.

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