イギリスで行われたポロの試合の会場で、「X JAPAN」のYOSHIKIさんが着用していた黒いスカーフが、風のイタズラで思わぬ方向に行ってしまいました。
スカーフがなびいてしまった先はなんと、ショッキングピンクで全身を固めたエリザベス女王でした。
YOSHIKIさんは25日、ハプニングについて、エリザベス女王は優しく対応してくれたとツイートしました。
「あんなことが起こってしまって本当にすみません。急に吹いた風が(スカーフを)持って行ってしまったんです。陛下と後ほど話したんですが、本当に優しく接して下さいました」
YOSHIKIさんは英語での#QueenElizabeth(エリザベス女王)、#polo(ポロ)、#yoshikiの3つのハッシュタグと、海外メディアでその様子が伝えられたネット記事のリンクを貼ってツイートし、1万以上のいいねがつきました。
実は日本企業がタイトルスポンサー
ハプニングが起きたのは、イギリスのエガムで開催された、世界のポロ競技でも最も由緒あるトーナメントの一つである「ザ・ロイヤルウィンザー・カップ」で、実は昨年から、日本企業「アウトソーシング」がタイトルスポンサーを務めているそうです。
イギリス出身女優のフェリシティ・ジョーンズさんとYOSHIKIさん、アウトソーシングの土井春彦代表が並んで鏡割りをする場面もあったそうです。
エリザベス女王が久月の紙袋を…
エリザベス女王が「人形の久月」の紙袋を覗き込んでいる写真もありました。
紙袋の中身を久月に問い合わせると、広報は「その紙袋の中身はわかりませんが、タイトルスポンサーを務めるアウトソーシング社からの依頼で、昨年から久月が副賞などを担当しています」と説明しました。
エリザベス女王ご夫妻には、変わり羽子板を贈ったそうです。
エリザベス女王が久月の紙袋を持ち、日本の伝統に触れていることに対しては「誉れ高いことで、名誉です」とし、「イギリスの伝統的な大会に携われることはありがたいことです」と話しました。