「SOS」「空腹だ」必死に支援を求める人々。フィリピン各地での台風の爪痕を表す10の写真

    フィリピンのセブやスリガオなどを台風が直撃しました。強風や洪水で各地に甚大な被害が広がっています【写真】

    台風22号がフィリピン中部と南部を直撃し、死者208人が出るなど被害が深刻化している。

    セブ島やボホール島、レイテ島などの多くの地域では、電気や水、通信などのライフラインが途絶えている。

    台風は16日から17日にかけて横断し、各地で洪水が発生した。

    19日のスリガオ市内の被害状況。「空腹だ」と一刻も早い食糧支援を求める看板が路上に置かれている。

    サーフィンで有名な観光地として知られるシャルガオ島の路上には、大きな「SOS」の文字。

    フィリピン沿岸警備隊が空撮したスリガオ市の状況。一帯が被害を受けている。

    ネグロス島イザベラで17日、浸水した体育館に避難する人々。

    日本人が多く住むセブでも、停電や断水被害が報告されている。

    セブ市内でも断水が続き、人々は給水に列をなした。

    セブ、タリサイで全壊した自宅で、持ち物を探す住民。

    瓦礫や服などが散乱する中、子どもに水浴びをさせる様子も。

    ガソリンスタンドにも長い列ができた。