とても 強(つよ)い 台風(たいふう)10号(ごう)・ハイシェン が、きて います。
沖縄(おきなわ)や 九州(きゅうしゅう)では 9月6〜7日、とても 強(つよ)い 雨(あめ)や 風(かぜ)に 気(き)をつけて ください。
かばん の 中(なか)に 準備(じゅんび)して おくべき もの を、チェックリスト に しました。

この チェックリスト は、避難(ひなん)する 時(とき)に 持(も)っていく かばん の 中(なか)に 入(い)れる もの です。
「非常用持ち出し袋(ひじょうよう もちだし ぶくろ)」と いいます。
避難(ひなん)とは、家(いえ)に いることが 危(あぶ)ない 時(とき)に 逃(に)げる こと です。
何(なに)を どれくらい 用意(ようい)しますか?
・飲料水(いんりょうすい)
飲(の)む ための 水(みず)を 飲料水(いんりょうすい)と いいます。
かばん に いれて おく 水(みず)の 他(ほか)に、家(いえ)に たくさん 水(みず)を 用意(ようい)して ください。
1日(いちにち)一人(ひとり)3リットル × 家族(かぞく)の 人数分(にんずうぶん)の 水(みず)です。
3日分(みっかぶん)、できれば 一週間分(いっしゅうかんぶん)用意(ようい)して ください。
・食料品(しょくりょうひん)
3日間(みっかかん)食(た)べられる 量(りょう)の 食べ物(たべもの)を 家族(かぞく)の 人数分(にんずうぶん)用意(ようい)して ください。
ビスケット や 缶詰(かんづめ)、チョコレート など です。

・貴重品(きちょうひん)
お金(おかね)を 少(すこ)し 用意(ようい)して ください。電気(でんき)が 止(と)まったら ATM が 使(つか)えなく なる かも しれません。
銀行(ぎんこう)の 通帳(つうちょう)や 健康保険証(けんこう ほけんしょう)も かばん に いれて おいて ください。
・懐中電灯(かいちゅう でんとう)、ラジオ、充電器(じゅうでんき)
電気(でんき)が 止(と)まる かも しれません。
台風(たいふう)が 来(く)る 前(まえ)に スマートフォン や モバイルバッテリー を 充電(じゅうでん)して おいて ください。
懐中電灯(かいちゅう でんとう)も 用意(ようい)します。電池(でんち)が あるか、確認(かくにん)して ください。

・ヘルメット、マスク、軍手(ぐんて)
体(からだ)を 守(まも)る ために、ヘルメット や 軍手(ぐんて)も 用意(ようい)しましょう。
・救急用品(きゅうきゅう ようひん)
救急用品(きゅうきゅう ようひん)とは、ケガ を した 時(とき)に 使(つか)う ばんそうこう や、包帯(ほうたい)など の こと です。
いつも 使(つか)っている 薬(くすり)が あれば、それも かばん に いれて おきます。

・服(ふく)など
動(うご)き やすい 服(ふく)と、下着(したぎ)、タオル も 用意(ようい)します。折(お)りたたみ の 傘(かさ)、合羽(かっぱ)などの 雨具(あまぐ)も かばんに 入(い)れて おきます。
・洗面用具(せんめん ようぐ)など
歯(は)ブラシ など 毎日(まいにち)使(つか)う ものも 必要(ひつよう)です。ウェットティッシュ や 携帯(けいたい)トイレ も 避難所(ひなんじょ)で 使(つか)え ます。
女性(じょせい)は、生理用品(せいり ようひん)も 用意(ようい)しましょう。

・感染(かんせん)防止(ぼうし)グッズ
新型(しんがた)コロナウイルス に かからない ために、避難所(ひなんじょ)には、マスク や 消毒(しょうどく)する アルコール、熱(ねつ)を はかる 体温計(たいおんけい)も 持(も)って いきます。

赤(あか)ちゃん が いる 家族(かぞく)は、毎日(まいにち)使(つか)って いる 紙(かみ)おむつ や お尻(しり)ふき、哺乳瓶(ほにゅうびん)も かばん に いれて おきます。
出典(しゅってん):首相官邸「災害に対するご家庭での備え〜これだけは準備しておこう!〜」、国土交通省「身につく防災」
「やさしい日本語」って?
BuzzFeed Japanでは、日本語に不慣れな人にも生活情報や防災情報を届けるため、「やさしい日本語」で記事を配信しています。
「やさしい日本語」とは、日本語に不慣れな外国人などに対して使われる、シンプルで分かりやすい日本語です。より簡単な言葉や理解しやすい文法、ひらがなのルビを用いて説明しています。
日本で暮らす在留外国人のうち、人口がもっとも多いのは中国(構成比27.7%)で次いで韓国(同15.2%)、ベトナム(14.0%)、フィリピン(同9.6%)、ブラジル(7.2%)、ネパール(3.3%)です(2020年3月現在)。外国人向けに英語が使われることも多いのですが、日本には多様な言語を母語とし、英語が分からない人たちも多く住んでいます。
日本で暮らす外国人には日本語を学び、初歩レベルの日本語を理解する人も多いため、簡単でわかりやすい「やさしい日本語」で発信をしています。