南太平洋のトンガ付近で1月15日(日本時間)に発生した大規模噴火について、駐日トンガ王国大使館にも、日本各地から多くの祈りや応援の声が寄せられています。
大使館は16日、TwitterとFacebookで感謝の思いを伝えました。
トンガ大使館はSNSで、「トンガ王国の良き友人の皆様」「日本の皆様よりトンガとトンガの人々に向けて多くの支援、愛、お祈りの言葉をいただいております」と投稿。感謝の言葉を綴りました。
《当館のツイッター [@TongaEmbTokyo] と フェイスブック [Tonga Embassy Tokyo (TET) ]に寄せられた義援金の送り先の問い合わせを含む本当にたくさんのメッセージに感動しています》
《トンガの通信、電力が復旧しヌクアロファの政府からコミュニティ支援の方策等の公式な報告を待ちつつ、この機会に日本の皆様にわたしたちふたつの国と人々の間にしっかりと結ばれた強い”絆”に心より御礼申し上げます》
《今後の回復に向けてわたしたちの大きな支えとなります。本当にありがとうございます》
大使館が15日、噴火を伝えるニュース記事をSNSで投稿した際には、現地の状況を心配する多くのコメントが寄せられていました。
義援金の送り先について大使館は、BuzzFeed Newsの取材に以下のように説明しました。
「本国とも連絡が取れていない状況。連絡がとれ、寄付について決まり次第、SNSなどでご報告する予定です」
噴火の影響で、トンガでは電話やインターネットがつながらない状態が続いており、被害の全容もわかっていません。
被害状況や必要な支援について調査するため、ニュージーランドとオーストラリアが17日、哨戒機を派遣しました。
大使館の投稿には、多くのコメントが寄せられました。
《トンガの王国の皆様のご無事と早期復旧を心よりお祈りいたします》
《私個人の義援金は微々たるものですがお力になれればと準備しています》
2011年に東日本大震災が発生した際、トンガは約900万円を日本に寄付しました。
Twitter上では、その時の支援の「恩返しがしたい」という声も多くあがっています。