この絵を描いたのは、アフガニスタンの首都カブールに住む、大学生のイクバル・タルナクさんだ。カブール内の美大で絵画を学んでいるという。
タルナクさんは「中村さんはここでは、とてもよく知られていて、アフガニスタンのために働きかけて下さった方だと、みんな心から尊敬しています」と話す。
銃撃事件で中村さんが死亡したことを知り、悲しみと中村さんを悼む思いから、肖像を描いたという。
タルナクさんは話す。
「今回の事件についてアフガニスタン人は本当に怒っていて、深い悲しみを感じています。私も事件に対して本当に憤りを感じます。アフガニスタンにとって、今日はとても悲しい日です」
タルナクさんは、自分のFacebookに中村さんの肖像を掲載。友人らが、FacebookやTwitterで追悼の言葉と共に投稿している。タルナクさんは話す。
「中村さんはアフガニスタンのことを愛してくれていて、彼の農業に関するプロジェクトのことは、みんなよく知っていました。彼の功績に心から感謝したいし、日本にもありがとうと言いたい」
「彼はアフガニスタンの英雄です」