いま、日本だけでなく韓国でも大きな話題になっている、2才の女の子を知っていますか…??
第35回童謡こどもの歌コンクールで『いぬのおまわりさん』を歌い、「可愛すぎる…」と一躍有名になったのが、村方乃々佳ちゃんです。
韓国でも大きな話題になり、乃々佳ちゃんのSNSアカウントには、現地ファンからのファンアートも多く届いています。
乃々佳ちゃんやお母さん、そしてファンアートを送った韓国のファンに話を聞きました。
「みんなありがとー!」と乃々佳ちゃん
「歌が大好き」という乃々佳ちゃん。BuzzFeed Newsのオンラインでの取材に対し、コンクールでの銀賞受賞を「うれしかったです」と笑顔で振り返りました。
日本や韓国のファンへ、乃々佳ちゃんは「みんなありがとー!」とメッセージを送ってくれました。
童謡子どもの歌コンクールの公式YouTubeチャンネルに掲載された乃々佳ちゃんの『いぬのおまわりさん』は、900万回以上も再生されています。
動画は2020年の年末にYouTubeで公開されてから、瞬く間に拡散され、国境を超えて韓国でも話題に。
乃々佳ちゃんの公式TwitterやInstagramには、韓国ファンから多くのファンアートが送られています。
こちらは、コンクールで歌っている様子。歌に出てくる犬と猫も描かれています。
ピアノとのサイズの違いが可愛い…!
切り絵アートも…!
ハングルで『いぬのおまわりさん』の「にゃんにゃんにゃん にゃにゃん」の歌詞も…!
乃々佳ちゃんのお母さんは取材で、ファンアートについてこう話しました。
「ファンアートがどれも繊細に描かれていて、よく乃々佳を見て、乃々佳を思いながら描いてくれたのだと感じます」
「顔だけでなく、洋服や、飾り、ピアノの大きさまで忠実に描いてくださっているものまでありました」
韓国のファン「コロナ禍で笑うことがない日々だけど、歌で幸せな気持ちに」
ファンアートを送った韓国のファンにも話を聞きました。
フリーランスイラストレーターのリトルスターさん(Insta @little_star924)は「映像の中の乃々佳ちゃんはとても可愛らしくて、絵で楽しく表現してみたかったんです」と話します。
韓国でも新型コロナウイルスの感染拡大で、日常生活が制限される日々が続いています。そんな中でも、乃々佳ちゃんの可愛らしい姿は励みになっているといいます。
「コロナのせいで気楽に笑うことがなかったんですが、乃々佳ちゃんのおかげで、とても幸せな気持ちでいっぱいの一日を送ることができました」
リトルスターさんは乃々佳ちゃんに「多くの人にエネルギーをくれてありがとう。これからもずっと元気で、明るい姿で育ってね」とメッセージを送ります。
韓国語の童謡やあいさつの動画でファンに「ありがとう」
韓国での人気を受け、乃々佳ちゃんのYouTubeチャンネルには、お母さんと一緒に韓国語のあいさつを練習する動画などもあげられています。
韓国語で「こんにちは」「愛してる」などを練習する動画は、100万回以上再生されています。
また、韓国語の童謡にも挑戦する動画もあります。
お母さんによると「『3匹のくま』は韓国の童謡で有名なものだそうで、歌ってみてねとリクエストを頂いたので、調べて歌ってみました」とのこと。
『3匹のくま』を歌う動画には動画掲載から4日間で「乃々佳ちゃん天才…!すごすぎる」「本当に上手…!」と、韓国語でも1万以上のコメントがついています。
お母さんは、韓国語のあいさつや童謡の動画を載せた理由を「すごくたくさんのあたたかいコメントやメッセージを頂いたので、そのお礼です」と話し、こう語りました。
「本当にあたたかい応援に力をいただいています。乃々佳が純粋に歌が大好きという姿を、あたたかい目線でたくさんの方に見ていただけてとてもうれしいです」