クーデター で、国(くに)に 帰ることが できない ミャンマー人(じん)は、日本(にほん)に いることが できます。
今(いま)の ビザ が 切(き)れても、新(あたら)しい ビザ を もうしこめ ます。
日本(にほん)の 政府(せいふ)が 5月(ごがつ)28日(にじゅうはちにち)に 言(い)いました。
やさしい 日本語(にほんご)で 説明(せつめい)します。
クーデター が あり、今(いま)ミャンマー は 危(あぶ)ない です。
ミャンマー に 帰(かえ)る のが、怖(こわ)い 人(ひと)、不安(ふあん)な 人(ひと)は、日本(にほん)に いて、働(はたら)く こと が できます。
今(いま)もっている、学生(がくせい)や 技能実習生(ぎのうじっしゅうせい)の ビザ が 終(お)わる 人(ひと)は、新(あたら)しい ビザ を もうしこめ ます。
「特定活動(とくてい かつどう)」という 名前(なまえ)の 在留資格(ざいりゅう しかく)です。
6カ月(ろっかげつ)と 1年(いちねん)が あります。
もうしこみ に いる もの、3つ
特定活動(とくてい かつどう)に もうしこみたい 人(ひと)は、3つ 必要(ひつよう)な ものが あります。こちら です。
1:在留資格変更許可申請書(ざいりゅう しかく へんこう きょか しんせいしょ)
2:パスポート の コピー
3:理由書(りゆうしょ)
1 と 3 の 紙(かみ)は、入管(にゅうかん)の ウェブサイト から、ダウンロード できます。
在留資格変更許可申請書(ざいりゅう しかく へんこう きょか しんせいしょ)には、40mm × 30mm の 証明写真(しょうめい しゃしん)も 貼(は)ります。
理由書(りゆうしょ)には、ミャンマー に 帰(かえ)る ことが できない 理由(りゆう)など を 書(か)きます。
もし、6カ月(ろっかげつ)や 1年(いちねん)経(た)っても、ミャンマー が 安全(あんぜん)に ならない 時(とき)は、また ビザ を 更新(こうしん)できます。
また、今(いま)の ビザ の 期限(きげん)が まだ あっても、新(あたら)しい ビザ を もうしこめます。例(たと)えば、こんな人(ひと)です。
・コロナ で 会社(かいしゃ)が つぶれた 人(ひと)
・仕事(しごと)が なくなった
・学校(がっこう)を 退学(たいがく)した
・失踪(しっそう)した 人(ひと)など
14 の 種類(しゅるい)の 仕事(しごと)
特定活動(とくてい かつどう)で 1年(いちねん)働(はたら)きたい 人(ひと)は、特定産業分野(とくてい さんぎょう ぶんや)で 14 の 仕事(しごと)の 種類(しゅるい)が あります。
・介護(かいご):おじいさん や おばあさん の 世話(せわ)を したり、助(たす)けたり します
・ビルクリーニング:ビル の 掃除(そうじ)
・素形材産業(そけいざい さんぎょう):機械加工(きかい かこう)、塗装(とそう)、溶接(ようせつ)など
・産業機械製造業(さんぎょう きかい せいぞうぎょう):電子機器(でんしきき)の 組み立て(くみたて)、鉄工(てっこう)など
・電気・電子情報関連産業(でんき・でんし じょうほう かんれん さんぎょう):機械保全(きかい ほぜん)、工業包装(こうぎょう ほうそう)など
・建設(けんせつ):左官(さかん)、土工(どこう)など
・造船・
舶用工業(ぞうせん・はくよう こうぎょう):船(ふね)を つくる ための 溶接(ようせつ)や 塗装(とそう)など
・自動車整備(じどうしゃ せいび):車(くるま)の 整備(せいび)
・航空(こうくう):飛行機(ひこうき)の 整備(せいび)など
・宿泊(しゅくはく):ホテル での 受付(うけつけ)や 接客(せっきゃく)など
・農業(のうぎょう):野菜(やさい)など を 作(つく)る など
・漁業(ぎょぎょう):魚(さかな)など に かんする 仕事(しごと)
・飲食料品製造業(いんしょく りょうひん せいぞうぎょう):食べ物(たべもの)や 飲み物(のみもの)を 作(つく)ったり する
・外食業(がいしょくぎょう):レストラン での 料理(りょうり)や 接客(せっきゃく)
くわしい ことは 入管(にゅうかん)の ウェブサイト を みて ください。
「やさしい日本語」って?
BuzzFeed Japanでは、日本語に不慣れな人にも生活情報や防災情報を届けるため、「やさしい日本語」で記事を配信しています。
「やさしい日本語」とは、日本語に不慣れな外国人などに対して使われる、シンプルで分かりやすい日本語です。より簡単な言葉や理解しやすい文法、ひらがなのルビを用いて説明しています。
日本で暮らす在留外国人のうち、人口がもっとも多いのは中国(構成比27.7%)で次いで韓国(同15.2%)、ベトナム(14.0%)、フィリピン(同9.6%)、ブラジル(7.2%)、ネパール(3.3%)です(2020年3月現在)。外国人向けに英語が使われることも多いのですが、日本には多様な言語を母語とし、英語が分からない人たちも多く住んでいます。
日本で暮らす外国人には日本語を学び、初歩レベルの日本語を理解する人も多いため、簡単でわかりやすい「やさしい日本語」で発信をしています。