「大阪マルビル」建て替えへ。もしかして丸くなくなる!? 焦って聞いた結果…

    大阪・梅田のランドマーク「大阪マルビル」の建て替えが発表されました。

    大阪・梅田のランドマーク「大阪マルビル」の建て替えが発表されました。

    大和ハウス工業によると、マルビルは2023年夏に工事着工で解体がはじまり、2030年春に新しいビルの完成を目指します。

    マルビルの建て替えと聞いて、気になったのが新しいのビルの形状。

    マルビルは、丸くなくなってしまうのか。取材しました。

    マルビルは丸くなくなっちゃう?名前は?!

    マルビルとは、大阪の梅田にある「円筒形」のビルです。

    当時の最新鋭の技術を結集した「日本初の円形超高層ビル」として、1976年に開業。40年以上にわたり、大阪駅周辺の「顔」の一つとして知られてきました。

    地上30階建て、高さ約123mのビルで、飲食店やクリニック、ホテルなどが入っており、結婚式用のチャペルもあります。

    高層ビルには四角い形状が多いなか、マルビルは円筒形で、周囲でも目立つ存在でした。

    大和ハウス工業の広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に、「マルビルという名称ですので、何らかの形で丸い状態は残していく予定です」と話しました。

    また、「マルビル」という名前についても「残す方向」と説明しました。

    来年夏から解体工事が始まりますが、2025年4月に開催される大阪・関西万博の期間中は、バスターミナルとして敷地を貸し出す予定です。

    同社によると、建て替えの理由は、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下。

    建て替えでは高層化し、「多目的に利用できる大型ホールや、高機能オフィスの設置など、賑わい創出の場、文化交流の場としての役割を果たせるよう進化させる」予定です。

    大阪駅やその周辺では再開発が進んでおり、どんどんと街並みが変わってきています。

    マルビルの建て替えで、さらに大阪駅周辺の風景が変わりそうです。