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あなたのプレゼントが、大切な人の命を救うかもしれない。この冬、知ってほしいギフトがある

大切な人の人生の節目に防災グッズを贈るカタログギフト「LIFEGIFT」がスタートしました。きっかけは被災地で聞いた声でした。

「あなたの無事が、いちばん大事。」

そう書かれた1冊の本。人生の節目に、大切な人に贈るために作られました。

中身は「カタログギフト」。紹介されている商品は全て、防災グッズです。

いつ起こるかわからない災害に備えるため、家族や友人に「防災グッズを贈ろう」と提案しています。

背景には、発起人の被災経験や、復興支援活動中に聞いた被災者の言葉がありました。

KOKUA

防災グッズのカタログギフト「LIFEGIFT」

いつ発生するか分からない大地震や豪雨。

災害が起こってからでは遅いけど、何かきっかけがないと防災・減災の対策は取り組みにくい…という人も少なくありません。

東日本大震災や各地の豪雨災害などの復興支援に関わってきた若者たちが今年、防災に取り組むベンチャー企業「KOKUA」を立ち上げ、12月6日から、防災グッズを贈るカタログギフト「LIFEGIFT」の販売をスタートしました。

防災グッズのカタログギフトは、引っ越し祝いや、進学、転勤など新生活を始める人たちに、または離れている家族や、誕生日などのプレゼントに贈られることを想定しています。

KOKUA

カタログギフトでは、消火器や太陽光充電の多機能ランタン、保存食、避難生活で使えるテントなどの防災グッズ16点が紹介されています。

どれもギフトとしても喜ばれるようなデザイン性の高いものばかりで、インテリアの一部として部屋に置いたり、おしゃれの一部として身につけたりできるグッズが多いのが特徴です。

贈り主がプレゼントをしたい相手にカタログギフトを贈り、受け取った人は、カタログの中から好きな防災グッズを選び、オンラインでオーダーする仕組みです。

KOKUAの代表・泉勇作さんは、LIFEGIFTは「防災を始めるきっかけになる」と話します。

「『防災に対して、個々人が自然と取り組める世の中を生み出したい』という思いを実現するべく作り始めた商品です」

「この商品を通じて、家の備蓄のことや、家族で避難する際の決め事など、防災について考えてみるきっかけになれば幸いです」

KOKUA

きっかけは、被災地で聞いた「まさか自分が被災するなんて」

KOKUAのメンバーは、大学時代に災害救援活動などに取り組むNPOで出会い、災害が起きるたびに、各地の被災地でボランティアに取り組んできました。

大学を卒業してからも災害ボランティアを共に続け、同時にKOKUAとしても、防災を広めることをテーマに世界防災フォーラムに参加するなど活動を続けてきました。

その中で今年、KOKUAを法人化し、カタログギフトのプロジェクトを本格化することになりました。

カタログギフト商品化ではクラウドファンディングを行い、約357万円が集まりました。

KOKUA

KOKUAのメンバー。右から3人目が泉勇作さん

防災グッズのカタログギフトを作ることになった背景には、泥かきなどのボランティアで、被災者から繰り返し聞いた言葉がありました。

「まさか自分が被災するなんて」

「(防災は)やらなくてはいけないとわかっていても、いざ防災を実行に移すことが難しい」

このような言葉を聞くたびにメンバーは、災害に備える重要性を感じたといいます。

「自分でなかなか防災グッズを購入するきっかけがないなら、贈ることができれば」と、カタログギフトを考え出しました。

KOKUA

KOKUAメンバーが西日本豪雨災害の際に災害ボランティアをした岡山県真備町の災害後の様子。

代表の泉さんは兵庫県神戸市の灘区出身で、1995年1月に発生した阪神淡路大震災で被災しています。

被災時にまだ幼かった泉さんの記憶は断片的だといいます。

それでも、家族や学校で被災した当時の話を聞いたことなどが、「東日本大震災のボランティアへ行くきっかけになったり、今回の事業に繋がったりした」と、話します。

泉さんは、非常時に命を守るためのカタログギフトについて、こう語ります。

「渡す人の温かい思いが伝わるにはどうすればいいか、もらった人が感動を体験をするにはどうすればいいか、そしてその上で『防災をはじめるきっかけ』を生み出すにはどう表現すればいいのか、試行錯誤を繰り返していました」

「災害時に使える、多種多様な防災グッズを掲載しつつ、様々なギフトシーンに相応しいデザインに仕上がったと思っています」

カタログギフトの詳細や購入は、LIFEGIFTのウェブサイトから。


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