スウェーデン発祥の家具でおなじみのIKEAから、環境にやさしいコレクションが発売されます。
エコバッグやウォーターボトルなどのエコアイテムの他に、青と黄色の「IKEA」のロゴが入ったパーカーやTシャツも。
衣類も、持続可能な調達先から仕入れた綿などで作られているということです。
イケアの日本法人イケア・ジャパンによると、今回発表されたのは、アパレルとグッズからなる「EFTERTRÄDA/エフテルトレーダ」のコレクション10点。
Tシャツなどの素材には、栽培時に水・肥料・農薬の量を減らして農家の利益率を高めた綿花や、リサイクルコットンが使われていて、折り畳み傘の生地にもリサイクルポリエステルが使用されているとのこと。
IKEAは発売に際して、「人にも地球にもやさしいサステナブルな(持続可能な)暮らしを提案したい」としています。
これらのコレクションは、7月31日から、IKEA原宿で先行発売され、そのあとに全国のIKEA店舗やオンラインストアで発売されます。日程などは後日発表されます。
2030年までに、プラスチックを再生可能かリサイクル素材に
今回、リサイクル素材を使った商品やエコアイテムを発表したIKEA。プラスチック製の製品も多く販売する中で、ある目標を掲げています。
それは、「製品に使用するプラスチックを、2030年までにすべて再生可能な素材かリサイクル素材にする」というゴール。
使い捨てのプラスチック製品を廃止する計画を進めながら、コーンやテンサイ、サトウキビなどの再生可能な資源からつくる素材の使用を増やしています。
店舗のレストランやカフェからも使い捨てプラを段階的に廃止、2020年1月には、各国のホームファニッシング製品(家具類)への使い捨てプラスチックの使用を廃止しました。
IKEAのストアでは、無料で給水できるって知ってた?
IKEAの店舗では、無料の給水スポットがあります。
水筒を持ち歩けば、喉が乾いても、自動販売機やコンビニなどで水を購入せず、給水することができます。そうすれば、ペットボトルに入った水を買わなくても大丈夫。
今回のコレクションからは、白色と黄色のマイボトルが出ています。
IKEA店舗も登録されている、給水スポットアプリ「mymizu」
街中の無料給水スポットを探すことができるアプリ「mymizu」を知っていますか?
自分がいる場所の近くの給水スポットをスマホ上ですぐに見つけることができるため、マイボトルユーザーから注目されているアプリです。
今年の世界環境デー(6月5日)からは、IKEAの店舗11店舗も、mymizuアプリ上の無料給水スポットとして登録されています。
一般社団法人Social Innovation Japanが運営するmymizuでは、IKEAなどのお店の他にも、レストランやカフェなどの飲食店、駅、公園などの給水スポットを、日本国内で6千カ所、世界各地で約20万カ所、見つけることができます。
mymizuアプリ(iOS・Android)はmymizu.coからダウンロードできます。