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「背が高いからメンズ服を着ていたのに…なんで?」長谷川ミラさんが経験したこと

「東京レインボープライド2021」のオンラインイベントで長谷川ミラさんが、LGBTQコミュニティをサポートする思いや、それをファッションで実現している自身のブランドについて話しました。

日本最大級のLGBTQイベント「東京レインボープライド2021」が4月24日〜5月5日にかけて開催されています。

新型コロナウイルスの影響を受けて、2020年に続き、今年も各種イベントはオンラインで実施。

トークライブ「#おうちでプライド2021」では「#声をあげる世界を変える」をテーマに、各ゲストがそれぞれの思いを語りました。

2日目の25日には、モデルでデザイナーの長谷川ミラさん(23)が登場しました。

Jamie Mccarthy / Getty Images

長谷川ミラさん

長谷川さんはトークで、LGBTQコミュニティをサポートする思いや、ジェンダーをめぐる考えをファッションで表現する自身のブランドについて話しました。

私自身は「まだわからない」

2、3年前は長谷川さんの周りの日本の若者でも、「LGBTQ」という言葉を知っている人が少なかったと話しましたが、最近では言葉自体は「みんなある程度わかってきていると感じる」といいます。

「(LGBTQに関する)情報は溢れているけど、その先の一歩、何をしたらいいんだろう?というところまで辿り着けていない若者が多いのが現状だと思います」

長谷川さん自身については、こう語りました。

「私自身は、『LGBTQではない』ではなくて『まだわからない』という風にしています。まだ多分経験が少ないから、性的指向がどうなんだろうというところはあります」

「それ以前に子どもの時から身長が高く、自分のサイズに子ども服が合わなくて、自然とメンズ服を着ていました。そうすると『レズビアンなの?』とか『女の子が好きなの?』とか言われていました」

サイズが合っているから着ていたのに「なんでファッションで自分のジェンダー(やセクシュアリティ)について言われなきゃいけないんだろう?と思いました」と語りました。

そんな経験から感じた「この洋服は女の人用、男の人用とか、決めなくてよくない?」という疑問。

そんな思いもきっかけに、長谷川さんは現在、オールジェンダー向けのファッションブランド「JAMESIE(ジェイムジー)」を手がけています。

ブランドのロゴはレインボー。販売している服は、ジェンダー関係なく誰でも着られるデザインになっています。

アメリカ・ニューヨークとイギリスでプライド・パレードに参加したことがあるという長谷川さん。

ニューヨークのパレードで撮影した写真をプリントしたTシャツを、JAMESIEでも販売したそうです。

長谷川さんは2017年には、リアリティショー「テラスハウス」のハワイ版に出演し、ポップアップショップを開いた際には、番組を通して長谷川さんのファンになった人たちも多く訪れました。

ポップアップショップでは、パレードのTシャツを見せ「LGBTQってしっていますか?」と質問。お客さんが知らなかった時には、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー)、Q(クィア・クエスチョニング)だと、一つ一つ説明したといいます。

「(ショップに)会いに来てくださっていたファンの方に、自分も何かお返しがしたい。物を買わなくてもいいから、何か知識として持って帰ってもらいたいなと思っていました」

「この30秒の会話やコミュニケーションを、大切にするブランドでありたいです」

「選挙に行こう」「政治家を自分の手で決めよう」

東京レインボープライド

オンライントークで話す長谷川ミラさん

数年前、ロンドンにある大学で勉強したという長谷川さん。

ロンドンで学んだ気候変動やリサイクルなどに関する問題意識を、日々、自身のSNSで積極的に発信しています。

そんな長谷川さんが今、特に若い世代に呼びかけたいのは「選挙に行こう」ということ。

LGBTQをめぐる社会課題、環境問題、ジェンダーギャップ、新型コロナ対策など、全てにおいて、「投票にいくこと」がそれらの社会課題の解決につながっていくとしました。

長谷川さんは若者の投票率の低さを指摘し、こう話しました。

「誰に投票してもいいのに、『面倒くさい』『わからないから』という理由で行かないと、その結果、国の政策がやはり高齢者向けになってしまう。未来がある若い人に予算が使われずに、高齢の方に多く使われてしまうという現状があると思います」

「まず選挙に行ってもらいたい。若者全員が行っても、少子化で今は若者がマイノリティですが、とにかく力を合わせて選挙に行って、政治家を自分の手で決めていくっていうことが、必要なのかなとか思います」

また、投票の他にも、自分が気になる社会課題に関して、SNSで投稿することも大切だと話しました。

Jamie Mccarthy / Getty Images

長谷川ミラさん


今年、設立10周年を迎える東京レインボープライド。プライドウィークは5月5日まで。「LGBTQの今を知る15選」として、性的マイノリティを取り巻く様々なトピックについて、専門家が紹介するセッションを配信します。

詳しいイベント内容は、東京レインボープライドの公式HPTwitterから。

TRP2021プライドウィークのプログラムはこちら! ▶️「LGBTQの今を知る15選」 4/26(月)~5/5(水) ▶️「多様な”かぞく”を考える〜選択的夫婦別姓・特別養子縁組・同性婚〜」5/5(水)15時~16時30分 詳細はこちらからご確認ください✨ https://t.co/xzyYz4DEPj #声をあげる世界を変える

Twitter: @Tokyo_R_Pride

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LGBTQをはじめとする性的マイノリティの存在を社会に広め、“性”と“生”の多様性を祝福するイベント「東京レインボープライド」。BuzzFeed Japanは2021年4月23日(金)〜5月1日(土)にかけて、性的マイノリティに焦点をあてたコンテンツを集中的に発信する特集を実施します。

特集期間中、Twitterではハッシュタグ「#待ってろ未来の私たち」を使って、同性婚やパートナーシップ制度などのトピックをはじめ、家族のかたちに関する記事や動画コンテンツを発信します。

同性婚の実現を求めて全国のカップルが国を訴えた裁判や、各地でのパートナーシップ制度の広がりなど、少しずつ社会が変わり始めている今だからこそ、「より良い未来に生きる私たち」に向けて、「2021年の私たち」からのメッセージを届けます。

東京レインボープライド前夜祭として、BuzzFeedでお届けしたライブ番組はこちら🙌🏳️‍🌈

【これってアル?ナイ? #おうちでプライド2021】 💭「恋人のことを友達だとウソをついたことある?」 💭「自分の子供の名前を考えたことある?」 あなたはこんな経験ありますか?恋愛や暮らしにまつわる“あるあるな質問“について、ゲストとわいわい話し合いました🙌🏳️‍🌈 https://t.co/LcbE5Tx0l5

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