東京都内・渋谷で6月14日午後、様々な国出身の人々が集まり、人種差別に反対するマーチを実施しました。
アメリカのミネアポリスで、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさん(46)が、警察官に首を膝で押さえつけられ死亡した事件を発端に、世界各国で「#BlackLivesMatter(黒人の命は大切だ)」と訴える抗議活動が広がっています。
この日、小雨が降る渋谷の代々木公園に集まった人々は、「願い」「訴え」「怒り」など、様々な思いを書いたプラカードを掲げ、約1時間ほどのルートを歩きました。
アメリカをはじめ、世界中の抗議で使われている「#BlackLivesMatter」「I can't breathe(息ができない)」など、英語のフレーズもプラカードやシュプレヒコールに使われましたが、マーチの沿道を歩く日本の通行人の人々にも伝わりやすくするため、日本語でのフレーズや訳も使われました。
マーチで人々が掲げた、プラカードの数々を紹介します。