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節分の恵方巻「今年は予約を!!」 政府が呼びかける切実な理由

節分の季節が近づいてきました。農水省は、食品ロスを生まないためにも「恵方巻は予約を」と呼びかけています。

今年も、節分が近づいてきました。

恵方巻を食べる人が気になる、2022年の恵方は…?

「北北西」です。

あともう一つ、大切なこと…。

恵方巻を今年も食べるぞ!と考えている方、もう予約は済みましたか?

農林水産省は、食品ロスを生まないためにも「恵方巻はぜひ予約購入を」と呼びかけています。

なぜ、事前に予約をして買わないといけないのか。

農水省は1月26日のリリースで、こう説明しています。

《数年前までは2月3日の節分の日には、恵方巻きが大量に販売され、食品ロスの問題が顕在化する例が見受けられていました》

《そのような中、最近では食品ロスを防ぐために、多くの食品スーパー、コンビニでは、予約販売に取り組んでいます》

《購入される方はぜひ予約をして、食品ロス削減に協力しつつ、恵方巻きを愉しんでいただきたいと思います》

廃棄を防ぎ、「需要に見合った販売」を推進するため、予約を呼びかけています。

環境省の昨年4月の発表によると、食べられるのに捨てられている日本での食品ロスは、年間約600万トンです。

予約の締め切りは間近…!? お店に確認を!

【恵方巻きは予約購入を!】 食品ロス削減のために、今年は予約を!! 予約最終日は27~29日までの販売店が多いようです。 今ならまだ間に合います! #今年は北北西 https://t.co/znI8WAiymZ

Twitter: @MAFF_JAPAN

農水省は恵方巻の廃棄を少しでも減らすため、63のスーパーやコンビニ、百貨店などと協力して、予約を推進しています。

ローソンやミニストップなどのコンビニのほか、イオンリテール、イズミヤ、マルエツ、高島屋などがこの予約販売に参加しています。

農水省によると、予約の締め切りは「今週末」という事業者が多いといいます。

購入を予定している場合は、早めに締め切りを確認し、予約するよう呼びかけています。

サムネイル:getty image