不要になった「カーテン」、ありますか?
捨てようとしていた人は、捨てないで…!
ニトリが5月9日から店舗で回収し、リサイクル・リユースします。
カーテンを回収するのは全国の「ニトリ」「ニトリEXPRESS」「島忠」の556店舗。
期間は5月9日〜6月5日で、ニトリ以外で買ったカーテンでも大丈夫です。
「ニトリ」と「ニトリEXPRESS」の店舗には、カーテン回収BOXが設置されます。
カーテンを持っていくと、ニトリのポイントが付与されるため、店員に声をかけてカーテンを持ってきた旨を伝えます。
なぜカーテンの回収を?
ニトリでは、今回の全国規模でのカーテン回収に先立ち、回収実験を実施。その際、「まだ使える状態のカーテンが多数あった」といいます。
広報担当者はBuzzFeed Newsに対して、カーテンは「ポリエステルを主に使用しており、リサイクルしやすい単一素材」とし、以下のように説明しました。
「日本では、カーテンの中古需要が少なく大半が処分されている状況です」
「カーテンが不要になった場合、ほとんどのお客様は捨てるしかない状況だということがわかり、お客様の困り事を解決したいという思いから、まずリサイクルという形で実験を行いました」
「しかしながら、リサイクルはコスト面や加工の問題など、ハードルが高い状況です。リサイクルだけでは早急な拡大は難しく、まずは大半をリユースする形でスタートしました。今後も循環型の新たな技術やメーカーを探し、より良い形を目指して取り組んでいきます」
回収後のカーテンは、国内で自動車の吸音材としてリサイクル、また東南アジアや中東などで生地素材としてリユースされます。
店舗に持って行く時は、カーテンフックなどを外してから持っていきます。
今回の回収対象はカーテンそのもので、カーテンレールやロールスクリーン、ブラインドなどは対象外です。
ポイントの付与は1回限りですが、カーテンは何度でも持ち込むことができます。
カーテン回収は全国の店舗で実施しますが、「デコホーム」では回収をしません。
詳細情報はニトリのウェブサイトから確認することができます。
サムネイル:時事通信、getty image