カップヌードルのTwitterアカウントが6月3日、「さようなら、全てのフタ止めシール」とのツイートを投稿しました。
その理由とは…?
「フタ止めシール」とは、カップヌードルを食べる時にお湯を入れてからフタを止めるために貼る、あの小さいシールのことです。
日清食品は4日、「発売50年を機に、カップヌードルの底につけていた『フタ止めシール』を廃止することにしました」と発表。
突然の予告に、Twitterでは「どういうこと…」との声が上がっていましたが、その全容が明らかになりました。
理由は「プラスチック原料の使用量削減」のためということです。
このフタ止めシールを廃止することで、年間33トンのプラスチック原料の削減につながるといいます。
実は6月5日は「世界環境デー(環境の日)」。
フタ廃止のツイートにも「#世界環境デー」のハッシュタグがつけられました。
ではどうやってフタを止める…?
シールがなくなったら、どうやってフタを止めたらいいのか。
日清は、動画で説明しています。
フタの形自体を変更し、これまで一つだった開け口を二つに増やして、シールがなくてもしっかりとフタを止められるように。
6月から順次、この形のフタに切り替えていくといいます。
この形は…🐱 「可愛すぎるフタ」
開け口が二つのフタを開けると、猫の顔の形に。
Twitterでは「猫耳フタ可愛すぎる…」「猫好きにはたまらない」との反応が寄せられています。
実はこの猫耳フタの写真、2020年2月22日の猫の日にカップヌードルのTwitterアカウントが、投稿していました。
2020年の当時は「え!このために作ったんですか?かわいい。欲しい…」「販売してください」とのコメントが。
カップヌードルのTwitterアカウントは今回のフタ変更に際し、猫の日のツイートを引用して「まさか実現するとは…」とも投稿していました。
日清食品は、今回のフタ廃止によるプラごみ削減のほか、プラスチック使用量と焼却時のCO2排出量を削減した「バイオマスECOカップ」に切り替えるなど、環境対策を進めています。
(サムネイル:時事通信)