よーく見ると、お家の中にはバイ菌がうじゃうじゃいる。
1. 冷蔵庫

2. スポンジ

3. ブレンダー

4. シーツ

5. マットレス

6. 歯ブラシ

7. バスマット

8. シャワーヘッド

9. 掃除用洗剤

10. 掃除機

ばいばい、バイ菌!
この記事は英語から翻訳されました。
バイ菌=ダメではありません。ある程度、菌に触れることは、体の免疫システムを高めることになります。が、体に害を及ぼす病原体は避けたいもの。健康のためにお家を清潔に保つには、どこをどう掃除すればいいのでしょう。
シェリル・メンデルソン作『Home Comforts: The Art and Science of Keeping House』から、お掃除方法を学んでみましょう。
フルーツや野菜をそのままいれる冷蔵庫の引き出しや棚のお掃除は重要。知らない間に、冷蔵庫の中で、サルモネラ菌や大腸菌、リステリア菌が食べ物にくっついていましたなんて笑えません。2016年には、Doleのサラダパックで食中毒が起きています。
シェリルがおすすめするのは、冷蔵庫の引き出しを、お湯+石鹸水+重曹(水約1リットル:重曹大さじ4)を使って掃除すること。掃除後は、乾拭きも忘れずに。掃除頻度は週1が目安。スーパーで買った食材を、冷蔵庫にいれるまえに洗っておくのも、冷蔵庫を清潔に保つのに○。
スポンジは菌の宝庫。ドイツのフルトヴァンゲン大学の微生物学者は、14個のスポンジから362種類のバクテリアを検出したというレポートを発表しています。
その中には、肺炎を引き起こす原因になる菌までいたというのですから怖い。スポンジの交換は週に1度。スポンジの代わりに速乾性の高いネットクロスを使うのも手です。
ブレンダー、ミキサーと言えばグリーンスムージー。健康の代名詞のような存在です。が、ここにもバイ菌がいます。ブレンダーは1回使用するたびに洗いましょう。底に沈んだ液体から、サルモネラ菌や大腸菌が発生してしまいますよ。面倒くさがらずに、外れるパーツはすべて外して洗いましょう。
予想はつきますが、シーツはダニやホコリの住処です。ニキビやアレルギー、喘息の症状が悪化するのもこれが原因の1つ。シーツの交換(洗濯)は週1回。お湯で洗った後は、菌の繁殖を防ぐため、しっかりと乾かしましょう。また、1日1回は窓を開けて、寝室に風を通すのも菌の繁殖を防ぐのに役立ちます。
マットレス、これまた菌の温床です。1日の1/3の時間をベッドで過ごすと考えると恐ろしいくらい。シェリルのおすすめは、マットレスカバーを変更するときに、マットレスに掃除機をかけること。
さらに、マットレスパッドを変えるときに、マットレスカバーに掃除機、シーツを変えるときには、マットレスパッドに掃除機をかけること。マットレスを年に2回、4時間ほど天日干しできれば最高。
毎日使う歯ブラシには、虫歯や風邪、扁桃炎などの原因となる病原体がうじゃうじゃいます。歯を磨きながら、口の中に病原菌をなすりつけているようなもの。米国歯科医師会によれば、歯ブラシの交換は3ヶ月から4ヶ月に1度。歯ブラシのシェアは厳禁。使用後は風通しのいい場所に置いておくこと。トラベル用のキャップ付歯ブラシは、菌が喜ぶだけ。
トイレと洗面所一体型のバスルームでは、トイレの蓋をしてから流すこと。見えないだけで、実はあちこちに菌がとびちっているんですって。
お風呂のあと、濡れたままの足で踏まれるバスマット、菌がわかないわけがない! さらに、菌たっぷりのバスマットを踏んだ足で家中を歩き回っていると思うと…。MRSA感染症などの原因になりかねません。週1回、お湯で洗い、しっかりと乾かすのがベスト。
洗えない素材のものは、除菌スプレーで対応。また、浴室である程度体をふいてから、バスマットを踏む習慣をつけることで、マットをビショビショにしないようにするのも大切。
体をきれいにするはずのシャワーですら、水がでるヘッドには菌がいるという罠。非結核性抗酸菌症を引き起こすマイコバクテリウム・アビウムが繁殖する場合もあるので怖い。
掃除洗剤の多くには、化学物質が含まれていますが、これは肌のかぶれや、腎臓肝臓、脳、または神経にダメージを及ぼす可能性があります。使用中は、手袋をする、窓をあけるなど心がけましょう。パッケージの使用方法をよく読み、それに従うこと。
特に以下の化学物質がはいった洗剤は要注意。2‐ブトキシエタノール・アルキルフェノール・染料・エタノールアミン・第四級アンモニウム化合物・パイン/シトラスオイル(空気と反応してホルムアルデヒドを作ることで、喘息のリスクが高まるため)。
いっそのこと、エコな自然派洗剤に買い換える、重曹やお酢でお掃除するのも対策の1つです。
掃除機のフィルターやヘッドもお掃除すべき場所。汚れたままの掃除機で掃除するということは、家中に掃除機から排出される菌を撒き散らしているということです。
適切なフィルター交換と、掃除中は窓を開けること、HEPAフィルターを利用するなどして対応しましょう。
この記事は英語から翻訳されました。