胸が大きい女の子。いいことばかりではないって本当?

胸が大きな女性は羨ましがられることも多いけど、実は苦労も多いみたい。ウィンター(左)とレイチェル(右)に聞いてみました。
ウィンター:胸が大きいのって素晴らしいこと。だけど悩みのタネでもあるんだよね。
レイチェル:姿勢も悪くなる感じ。ブラのサイズがあがると、値段も高くなるの。
ウィンター:ストラップレスのブラなんて、全然無理!
何やら色々と大変そうですが、あまり想像がつきません🤔
そんな苦労を体験できる「疑似おっぱい」があるらしい!

こちらはベルギーのランジェリーメーカーPrima Donnaが開発した「疑似おっぱい」。Eカップ(日本のG〜Hカップ)の女性が感じる負担を体験出来る装置です。
これを使えば、胸の大きな女性の気持ちがわかるかも!?
さっそく、BuzzFeedにも送ってもらいました。
おっぱい体験をするのは、この4人

今回はBuzzFeedの男性スタッフ4人が、擬似おっぱいを着けて1日を過ごします。
【8:00】おっぱいのある1日がスタート!

いざ、擬似おっぱいを装着
ネッドの家に集まった4人。さっそくおっぱいを着けてみます。
ユージーン:なんていうか、めっちゃ金玉っぽいね。
ザック:これ、何キロあるの?
重さは、両胸合わせて3kg
ネッド:へぇ、そこまで重くないよね。
ユージーン:今のところ、重すぎって感じではないかな。
とっても楽しそうな4人。意外とへっちゃら?
まずは、いつもの家事をおっぱい付きで体験

ネッドとキースは家の中の掃除からスタート。
ネッド:おっぱいがぶらぶらして、食器洗いも大変。
キース:こんなふうにずっと引っ張られているような感覚は、慣れてないね。
ぶらーんぶらーん
ザックとユージーンは庭の掃除に奮闘中。
ザック:巨大な振り子が大暴れしてるみたいだよ。ほら、こんな風にね!
ドカッ
次第にイライラが...

ザック:あー、もう座っちゃえ。
おっぱいはとりあえず、膝の上へ...。
そこで、ブラジャーの出番
おっぱいが暴れまくって仕方ないので、ブラジャーを着けることに。でも、予想以上の苦しさにびっくり!
ネッド:うわぁ!これは良くないね...。痛みが分散されて、全体的に痛くなった。
ザック:痛みの種類が変わった。下に引っ張るんじゃなくて、食い込んでくる感じ。
【12:00】やっとランチタイム

あぁ、つかの間の休息😇
ランチタイムにレストランに入った4人、少し疲れてきた様子です。
ブラジャーをしていなかったユージーンとキースは、おっぱいをテーブルに置くと楽だと気づきます。
ユージーン:おぉ! これいいね。
おっぱいに食べものが落ちる、気まずいあるあるも体験
......。
【14:00】午後はスポーツジムに行くことに

ランチの後は、スポーツジムで体を思いっきり動かしてみます。
ブラジャーを着けていてもツライ...
ユージーン:うわっ、めっちゃ痛い😂
ネッド:おっぱいに窒息死させられそうだよ...
ブラジャーを着けていても、胸が大暴れしています。
スポーツブラを着けてみたら、マジ優秀😎
スポーツブラって、普通のブラジャーとぜんぜん違うんです。
ユージーン:うん、これで位置は安定したね。
ネッド:少しマシになったかな。
キース:固定された感じ。快適とは言えないけど。
と思ったら....
いっでぇえええええええ😭
縄跳びをしていたキースの喉元を、スポーツブラから飛び出した左乳が直撃。
仕方なくスポーツブラを2枚重ねて着ることにしました。
重い胸と一緒に運動するのって、結構大変...。
【16:00】会社に行って、デスクワーク

夕方の数時間は、オフィスでいつものデスクワークをして過ごします。座れるし、きっと楽なはず!?
と思ったら、めっちゃツライ😂
前かがみで作業をし続けるのは想像以上にきついみたい。
キース:マジで頭痛がヤバい。背筋を伸ばすたびに背骨がボキボキ鳴るんだ。いつもはこんなことないのに。
そして限界が...

ユージーン:重さはもちろんだけど、ブラジャーが辛すぎる。サイズがあってないからだと思う。ねえ、アンダーワイヤーがうざくない?
ネッド:うん、本当に嫌だ。
ザック:もう無理だよ...😇
【20:00】いよいよブラから解放される時が来た

ようやく1日の終わり、体を苦しめてきたブラジャーを外す時がきました。
やったー!
って......そもそも外せない!!!!

キース:外す場所が自分で見えないって、いったい誰が設計したんだよw ズボンのチャックはちゃんと見えるのに。
「あ゛ぁあああああああ😇😇😇😇😇」
ユージーン:この瞬間を体験してみたかったんだよね。あぁ、最高!
ブラから開放された4人は本当に嬉しそうな表情。お疲れ様でした。
1日を終えて、感想は?

ザック: 胸の大きな女性がぶっきらぼうだったりちょっと不機嫌でも、受け入れようよ。彼女がどんな苦労をしてるか分からない。どんな肩こりとか頭痛があるのかも分からない。
キース:人によっては、大きな胸は生活の重荷となってる。だから、見た目だけを見て良いねっていうシンプルな話じゃないんだ。
ユージーン:もしこれが1日中自分の胸についてたらなんて、想像できない。聞こえてくるのは、みんなブラのサイズが合っていないってことばかり。ファッション業界の人たち、これは問題だよ!
ネッド:おっぱいを賛美するんじゃなくて、そのおっぱいの背後にいる人を賛美しなきゃね。
胸が大きい女性は、どう思ってる?

ウィンターとレイチェルに本音を聞いてみると、様々な苦労の体験を話してくれました。
例えば、必需品のブラジャーを探すのも一苦労なのだとか。
ウィンター:ほとんどのお店には私にあうサイズを置いてないから、近いサイズのブラを買うの。でもやっぱりフィットしないし、上手く収まらない。
確かに、今回体験した男性スタッフも大変そうだったよね。
しかも、ブラをしていても....
ウィンター:私は胸を押さえて走るの。
レイチェル:じゃないと、こんな風にあらゆる方向に暴れまわるから!
なるほど、ブラジャーも万能では無いらしい。
とにかく、スポーツブラは必須アイテム💪

ウィンター:ジムに行ったのに、スポーツブラを忘れてたって経験ある?
レイチェル:あるけど、それじゃ運動できないよ。
ウィンター:だよね!!
そういえば、デスクワークも大変だった

レイチェル:デスクワークは最悪。だって重さが全部前にあって、背中に分散されないからね。背中の痛みのせいで、胸の縮小手術を考えたこともある。
そして1日の終わり、家に帰ると...
↑ ブラを外す時の気分って、こんな感じ😇
レイチェル:家に帰って、ブラを外すともう「あぁ、じゆうだぁあああ」って感じ。
でもやっぱり、大きい胸も悪くない👏👏👏

ウィンター:時に大変なこともあるけど、私は自分の胸が好き! 私をセクシーに、そして美しくしてくれるから。
4人のおっぱい体験の全編動画はこちらから!
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