ビーチに寿司まで!? とある「ご当地水族館」のクセがすごいwwww
福島県いわき市にある「アクアマリンふくしま」。家族で遊びながら学べるユニークな展示がめちゃくちゃ充実しています!こんな水族館、こどもの頃に来たかったな...。
いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」が家族のお出かけにめっちゃおすすめです!

なぜなら、体験型展示が充実していて、一日飽きずに遊べるから!

よくある地方の水族館だと思ってたんですけど、先日はじめて行ってみたら、良い意味でかなりクセが強くてびっくりしました!
アクアマリンふくしまでできる7つのユニークな体験をご紹介します。

アクアマリンふくしまの目玉となる「潮目の海」の水槽

福島県沖で合流する親潮・黒潮の境目をトンネルから観察できます。
向かって右側が、黒潮。マグロの仲間や大きなエイ達が泳ぎ回っています

一方、左側は海藻が生い茂る栄養豊富な親潮です

ふたつの潮の境界を歩くことで、福島の海の美しさと力強さを体感できます。
光が差し込むと、水槽の周りはより幻想的な姿に...!
写真映えもするスポットです!

先ほどの「潮目の海」水槽の前には、なんとお寿司屋さん!

以前、水槽の前にお寿司のレプリカを展示する水族館が話題になりましたが、アクアマリンふくしまでは2013年から実際に食べられるお寿司を提供してきました。
まぐろ寿司を受け取ると、目の前にはマグロが泳ぐ水槽...
小さなこどもにとっては、食卓にならぶ前の魚がどのように泳いでいるのかを知る良い機会になりそうです。
こちらは地球一号(鮪づくし)

3貫で810円。
左から、キハダマグロの漬け、ビンチョウマグロ、キハダマグロのネギトロです。
どれも鮮度バッチリでネタも大きく、とても美味しい!

実は、さっき食べた「キハダマグロ」から学べることがもう一つ

キハダマグロはマグロの仲間のなかでも絶滅の危険性が少ない種類なんです

だから、安心して食べて大丈夫。逆にクロマグロは数が少ないので、資源を大切にしなければいけません。
これはアクアマリンふくしまが推奨する「ハッピー・オーシャンズ」という考え方

資源の量に応じて、食べて良い魚・避けるべき魚を信号の色でわかりやすく区分しています。
館内のカフェテリアでも、海の資源を考えながら食事ができます

こちらはハッピーオーシャンズカレーセット(1000円)。使われているのは資源が豊富で絶滅の可能性が低いカツオ。
親子で学んで、普段の食卓にも活かしたいですね!

こちらは、ユーラシアカワウソの餌やりタイムの様子

カワウソの展示は陸上の姿が一般的ですが...
水中にまかれた餌を食べに来るカワウソを、水槽越しに観察できるんです
カワウソはいろんな泳ぎ方を使い分けています。体から出る「泡」の秘密も、職員さんが教えてくれます。
魚を口でキャッチ!
今年生まれたばかりのこどもたちもいますよ!

最近やっと泳ぎ始めたようです。

日本ではここだけ! 2種類のシーラカンスに出会えます

アクアマリンふくしまは、シーラカンスの標本に出会える国内で数少ない水族館の一つ。
アフリカとインドネシア、世界で現在確認されている2種類のシーラカンスが揃う、世界唯一のスポットです。
思ってたより全然でかい...!

深海で出会ったら、びっくりしちゃうな...。
特殊な生態や海の生物の歴史に関する展示も充実しています。

アクアマリンふくしまには、なんと釣り堀まであります...!

釣り体験は有料(1竿1000円)。アジやタイなどの魚が泳ぐ水槽に釣り糸を垂らします。
初心者でもボランティアの方が優しく教えてくれるので安心です。
ルールは、食べられるぶんだけ釣る!

魚の料金は100円(調理代込み)。
無駄にならないように、子どもたちも自分で考えて釣ります。
釣った魚はその場でさばいて

土日には魚の捌き方を学べる調理体験も行われています。(2019年8月31日までは一時的に開催していません)
フライにしてもらいました!

自分で釣ったアジが、あっという間にアジフライに!

サクサクで美味しい!まるごとぺろっと食べちゃいました

調理スタッフの方によると、魚が苦手なお子さんも「自分で釣ったから」と美味しそうに完食して、親をびっくりさせることがあるのだそう。

海獣コーナーでは、大きなトドに出会えます!

北の海の海獣・海鳥コーナーでは、日本最大の海獣・トドが飼育されています。
陸上の雄大な姿、水中を悠々と泳ぎ回る姿を間近で観られます

おすすめは、解説付きの餌やりの時間です。
わわっ、迫力すごい!!!!
すごい勢いでイカに食いつくトド。ガラス越しでも圧倒されてしまいます。
🐟-🐠-🐡-🐟-🐠-🐡-🐟-🐠-🐡-🐟
家族で遊んで学べる水族館に行ってみて!

記事でご紹介した他にも、こどもが安心して遊べるビーチや金魚館など、見どころがたくさんあります。
アクセスの詳細は公式サイトにてご確認ください。