「泣いている娘を見て、初めて嬉しいと思った日 」というマンガが話題になっています。




知らない間に感情移入できるほど成長していた娘さんの涙に、読み手側も心がグッと掴まれます。
この漫画を投稿したツイートには4.4万以上のいいねが集まりました。
また、読んだ方からは「泣けました」「ほっこりしました」など感動の声が多く寄せられています。
漫画の背景について、作者の吉本ユータヌキさんにお話を伺いました。
ーー大きな反響があったことについて、どのように感じていますか?
吉本ユータヌキさん(以下、ユータヌキ):自分の漫画で泣いてもらえることなんて今までそうなかったんで、今回描きたかったことが伝わったのかなと思うと、素直に嬉しかったです。
今まで楽しいことばかりを漫画にして、こういったちょっと真面目な感情をあまり描いてこなかったんですが、描いてよかったと思いましたし、これからも描いていこうと思ったキッカケになりました。
「ああ、泣ける、、」
ああ、泣ける、、 https://t.co/1KAyFk3DkV
「めっちゃほっこりした」
めっちゃほっこりした https://t.co/gpao4kYrcW
「まっったく関係ないのにわたしまでうるうるしてしまった。 きっと娘さんにとって思い出深い一日になったんだろうな~😊✨」
まっったく関係ないのにわたしまでうるうるしてしまった。 きっと娘さんにとって思い出深い一日になったんだろうな~😊✨ https://t.co/3xIN7R9vsj
ーー普段の娘さんは、どのような性格ですか?
ユータヌキ:感情豊かで無邪気です。
楽しいことに貪欲なので、今回もドラえもんってだけで楽しい映画と思って興味を持ったんだと思います。
いい意味で裏切られたんじゃないかなと思っています。

ーー漫画の中で娘さんが映画館に行ったのは2回目だと書かれていますが、1回目の時の娘さんはどのような様子でしたか?
ユータヌキ:1年ほど前にプリキュアの映画を観に行ったのが最初でした。
映画のストーリー自体は全く理解できてなくて、キャラクターが可愛いから観てるだけって感じでした。
感想を聞いても『楽しかった〜』ぐらいだったんで、今回も理解できなさそうと思っていました。
また、最後まで集中して観れるか・途中しゃべってしまわないかと心配だったんで、一番後ろの席を選びました。
結果的に大泣きして途中退場することになったので、席選びは正解でしたが、まさかでした。
ーー映画の後、娘さんとはどのようなお話をしましたか?
ユータヌキ:いい思い出としてずっと残してほしかったんで、どこの場面で、どう思って涙が出たのかは詳しく聞きました。
やっぱりストーリーや細かい設定まで理解できてなかったんですが、だからこそキャラクター同士の別れに納得できなくて悔しかったそうです。
大人だと『そういうルールだから仕方ない』と思って納得してしまうことだったので、子どもならではの感情だなと思いました。

倍返しどころじゃなかった #おもち日和
ーー今回は娘さんの成長を感じた様子が描かれていました。「将来はこのように育ってほしい」などの思いがあれば教えて下さい。
ユータヌキ:元気で感情豊かなままでいてくれたら嬉しいです!
今は歌や踊ることが大好きなので、感情を表現する側になるのも面白そうだなと思っています。
育児は楽しいことも多い反面、大変なこともたくさんあると思います。同じ世代のお子様をもつ方に対して、何かメッセージがあればお願いします。
ユータヌキ:この映画の話でいうと、子どもが興味を持ったことに対して親が抑制しすぎるのはよくないかもと思いました。
あの時、観ても分からんやんって止めていたら、今回描いた娘の成長には気づけなかったので。
わがままで振り回されることもありますが、子どもが持つ興味にこそ成長が見えるチャンスなのかもと思って、いろんなこと経験させてあげましょう(自分にも言えること)。
…で、毎日大変だと思いますが、無理しない程度に頑張りましょう!
吉本ユータヌキさんは「無理しすぎない頑張りすぎない」をモットーに、さまざまなマンガを投稿しています。
自分のことを学校で1番面白いと思ってる男が放送コンテストに挑む話(全31P) (#コルクラボマンガ専科 の卒業課題で描いたネームで、これから修正していく段階ですがよかったら…) ここから全ページ読めます→ https://t.co/FYoZ4ZODgz
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