カメの「もっと撫でろ」の姿が話題です。
三重県にあるウミガメに会える道の駅「紀宝町ウミガメ公園」が運営するTwitterアカウント(@umigamekouen)が、なでられて嬉しそうな反応をするカメの動画をTwitterに投稿しました。
これには「かわいい💕」「なでられたい気持ちが全身からあふれてる」と大きな反響が寄せられています。
Buzzfeedは紀宝町ウミガメ公園に、カメについて詳しく話を聞いてみました👀
どんどん伸びる!?
話題となった動画に写っているのは、アルダブラゾウガメのぱおちゃん。
甲羅や首をやさしくなでてあげると…なんと、「もっと撫でろ」と言わんばかりに体を伸ばします!
こんな風に喜んでくれるなんて、かわいすぎる💓
他にもこのような人懐っこい行動をすることがあるのでしょうか?
寄ってきてくれることも
――まずは、なでられているぱおちゃんについて教えてください。
ぱおちゃんは、2歳のカメです。
ウミガメ公園で飼育している他のカメと比べて、特別人慣れしており賢いです。
――他にもカメがとる人懐っこい行動はありますか?
なでられるためにわざわざ寄って来てくれた時は、人懐っこいと感じました。
また飼育しているウミガメの中には、甲羅をブラシで掃除してほしくて寄ってくる個体もいます。
ちょうど良い距離感を
――カメと触れ合っている飼育員さんのように、カメとの信頼関係を築くにはどうしたら良いのでしょうか?
飼育員以外の人に対しても、なでられたら気持ちよさそうにしたり、ブラシを持っていると寄ってきたりしているので、飼育員とカメ間の信頼関係というよりも、人に対しての警戒心が薄れているのだと思います。
カメが嫌がることをしなければ自然に、良い関係を結べると思います!
ただ、カメに気を使い過ぎると逆に神経質な性格になってしまうこともあるので、種類や個体ごとのちょうどいい距離感を保つことが大切だと思います。
全国で唯一
このようなカメの愛らしい姿を見たら、もっとカメについて知りたくなりますね✨
ぱおちゃんたちが過ごすウミガメ公園はどのような所なのでしょうか?
――「紀宝町ウミガメ公園」について教えてください。
当園は、全国の道の駅で唯一ウミガメを飼育・保護している施設で、混獲によって衰弱したウミガメを一時的に飼育し、元気にして海に帰す活動をしています。
現在はウミガメ以外にも、飼育を継続できなくなってしまったリクガメや淡水ガメを引き取り、展示も行っております。
またこれらの施設は入館無料となっており、どなたでもカメについて学習したり、観察したりすることができます。
行ってみたい…!
なんと道の駅「紀宝町ウミガメ公園」ではさまざまなカメに出会えるだけでなく、資料館でウミガメについて知ることもできるんだそう。
道の駅とは思えない豪華さ…!気になった方はぜひカメさんに会いに行ってみてくださいね〜!🐢