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「知ってください」黄色いリボンをつけるわんちゃんが街中にいる理由。

もし、街中で黄色のリボンを付けた犬を見かけたら....。どんな対応をするとよいのでしょうか。

「イエロードッグプロジェクト」を知っていますか?

漫画家のネコロスさん(@youyakuya)がプロジェクトについて、Twitterに4コマ漫画を投稿したところ、8万以上のリツイートと16万を超える「いいね」が集まりました。

リプライ欄でも「はじめて知りました。今度から気をつけよう」「うちのわんこにも付けていました」など、様々な声が寄せられています。

イエロードッグプロジェクトを昨日はじめて知りました。

広まればええなと思います。

BuzzFeedは今回の投稿について、詳しくお話を聞きました。

ネコロスさんは、風刺ものからギャグ路線まで、様々なテーマで4コマ漫画をTwitterに投稿しています。

今回、「イエロードッグプロジェクト」について漫画を描いたきっかけについてはこう話します。

「フォローしている方経由でTwitterのタイムラインにプロジェクトに関する記事が流れてきて、 『こういう活動があるのか』と知りました。タイムラインに流れてきた記事って実はあまり読まない方なのですが、 その時はなんとなく気になって読んだのがきっかけです」

「イエロードッグプロジェクト」とは?

ところで、「イエロードッグプロジェクト」とはどんな活動なのでしょうか?

プロジェクトは、2012年にスウェーデンで始まりました。

健康上の問題や社会復帰のための訓練中などさまざまな事情や理由で「そっとしておいてほしいワンちゃん」が黄色のリボンをつけることで、距離を取ってほしいと伝える狙いがあります。

プロジェクトからのメッセージにはこう記されています。

リードに黄色のリボンや黄色いものを付けている犬を見かけたら、それはそっとしておいてほしいワンちゃんです。

どうかあなたのワンちゃんをそのコに近づけないであげてください。

どうか離れていてください。

そのコと飼い主が立ち去れるよう、どうか道を空けて少し待っていてあげてください。

寄せられた大きな反響に....

ネコロスさんは今回の漫画を「500人くらいに届けば」と投稿したといいますが、想定を上回る大きな反響を受け、驚いている様子です。

「私自身がこのプロジェクトを運営しているわけでもないので、『出しゃばってしまったかな...』と 正直思ったりもしました。しかし、イエローリボンを実際に使っている方を始め、たくさんの温かい声をいただき、私自身も救われました」

「現在犬を飼われている方もそうでない方も、 『こんな活動があったんだ!』と驚かれた方は少なくないと思います。 私の漫画では、意図的に黄色を使うことで、活動の内容がインプットされやすいように配慮いたしました」

「もし街中で実際にイエローリボンを見かけたとき、『そういえばあの黄色いリボン、漫画で見たな...』という風に思い出していただけたなら幸いです」

イエロードッグプロジェクト」に関する詳しい情報は、ウェブサイトで更新されています。