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お、お主は本当にネッコなのか.....?生き物かどうかすら怪しい姿が激写された!

本当に、何の生物かわかりませんでした😂

猫の身体能力の高さがよくわかる写真が話題です。

会社員の傍ら、趣味でカメラで撮影しているコーキさん(@kokey_mx)がTwitterに投稿したところ、2万7千近いリツイートと10万を超える「いいね」が集まりました。

リプライ欄でも、「なんか異次元の動きしてる!」「本当に何の生物かわかりませんでした」など、猫とは思えない姿に驚く声が多く寄せられています。

噂の写真がこちら...!

写真に写るのは、2ヶ月前にコーキさんの妹さんが拾ってきたという、生後4カ月の小さな子猫ちゃん。

見つけた際は手のひらに乗るほど小さかったそう。親猫を探したのですが、見つからず飼い始めたんですって。

初めて出会った時から、妹さんの後ろをずっとついてきていたほど人懐っこい性格だそうで、今も写真のとおり、コーキさんの実家ですくすくと育っています。

BuzzFeedは、投稿者さんにお話を聞きました。

コーキさんの趣味は、険しい道をバイクで走る「オフロード」をメインに写真を撮ること。

過去には、人工的に作られた丘などの起伏が激しいコースをバイクで走る「モトクロスライダー」として選手権に出場するほどでした。

しかし、練習中の怪我によりバイク操作に支障がきたす後遺症が残ってしまったため、今は出場経験がある「全日本モトクロス選手権」で撮影しているといいます。

普段はバイクを撮影しているコーキさんですが、今回の猫ちゃんの写真は、たまたま撮影を予定していた試合がコロナの影響で延期になってしまったのがきっかけで撮れたものなんだとか。

「予定していた撮影から新しい機材を導入する予定だったのですが、その機材も当分は使わないこととなり、機材の実力を当分確認出来ないことにフラストレーションが溜まってました笑」

「ただ、この状況下で安易に外に出歩き撮影することも避けたい、しかし、オフロードを撮ってる人間として、動きのあるものを撮影し、実力を確かめてみたい!という好奇心が相まって、身近で1番すばしっこく、そして撮影しがいのありそうなものとして浮かんだのが、実家に住んでいる生後4カ月の猫だったんです」

はじめのうちは、ただ歩く姿を撮っていたそうですが、途中から妹さんの協力を得て、おもちゃで遊んでいる姿の撮影に切り替えたのだと振り返ります。

「今回、室内で撮影したのですが、おもちゃで遊ぶ子猫の動きは想像以上に激しく、暗い室内ではシャッタースピードをあげれず、最初はブレブレの写真でした」

「ストロボを使うことも考えたのですが、以前ネットでストロボの光は猫の目に悪いと見たことがあったので、動画制作などで使用してるLEDライトを使い、子猫の周りを明るくして撮影。また子猫にスポットライトがあたった雰囲気が出るように工夫しました」

「また、LEDライトの対角になるように、妹に立っておもちゃで遊んでもらい、極力、子猫の目に光源が入らない工夫をし撮影をしました」

猫ちゃんの負担にならないよう、細心の注意を払って撮影された写真であることが伝わってきますね。

猫ちゃんの体力も考慮して小休憩を挟みつつ、30分程度で撮影を終えました。その後、写真を確認すると、あまりにアクロバティックな猫ちゃんの姿に、家族の間で大ウケ!

「それを『普段撮らない被写体は難しく、そして楽しかった』という意味を込めてTwitterに投稿すると、思わぬ反響をいただいた次第です。撮影自体は、いつもの趣味の延長線だったのですが、被写体や見せ方を変えるとまた違った反応をいただけたこと、とても勉強になりました!」

中でも、コーキさんのお気に入りは、カンフーキックをしているようにもみえるこの1枚。

「撮ってる間にたまに飛ぶ時に回転しながら飛ぶことがあり、その中で切り取った写真になります」

バズったツイートには入っていない写真だったものの、「躍動感があって、真っ白なシルエットがかっこいい」と気に入っているのだそう。

寄せられた大きな反響にはとても驚いたといい、

「たくさんの方に私の写真を見ていただき、またたくさんの暖かいお言葉をいただき本当にありがとうございました。コロナのこともあり、なかなか外に出にくい状況の中で、たくさんの方に少しでも笑いをお届けできたこと光栄に思います」

とコメント。

実は、今回の反響を一番喜んでいたのは、猫を保護した妹さんなんだとか。

今後も、コーキさんの実家で家族みんなで大切に成長を見守っていきたいということです。