置くだけで、絶望感を覚える粘土作品が話題です。
粘土作家のLiccaさん(@AriaClay)がTwitterに投稿したところ、1万5千以上のリツイートと11万を超える「いいね」が寄せられるほどの人気ぶり。
リプライ欄でも、「本物にしか見えない…」「あちゃーと思いました」などの声が寄せられています。
粘土で『納豆〜絶望を添えて〜』をつくりました
BuzzFeedは、投稿者のLiccaさんにお話を聞きました。
2012年から粘土細工をはじめ、現在は作家兼講師として活動しているというLiccaさん。
幼い頃からパティシエを目指していましたが、味覚障害を発症したのをきっかけに夢を諦めることになります。
そして現在は、「アリア-食べられない洋菓子店-」でスイーツをモチーフにした粘土細工の販売を行っています。
そんなLiccaさんが今回粘土で再現したのは、納豆が無残にもこぼれてしまった時の様子。

パックの納豆を混ぜ始めたタイミングで、誤って落としてしまった情景が目に浮かびます........。
実際、この絶望的な状況には多くの人から共感や称賛の声が集まり、大きな反響を呼びました。
この注目ぶりにはLiccaさんも「想像以上に『面白い』と言っていただけて、とても嬉しいです」と一言。
それにしても、なぜ納豆を作ってみようと思ったのでしょうか。
「コロナ問題などで緊張が続く日々の中、少しでもクスっと笑っていただけるような投稿ができれば、と思ったのがきっかけです。納豆は以前から再現に挑戦してみたかった題材なので、遊び心を加えつつ制作してみました」
さらに、恐る恐るモデルにした絶望的な納豆があったのか聞いてみると、「本物の納豆を目の前に置いて観察しつつ、これが大量にこぼれたらこんな感じかな……と想像を膨らませました」とのこと。
実際にこぼれていないということで、一安心ですね。

リアルすぎるあまり、本当に粘土なのか疑ってしまうほどの見た目です。
最後に、作る際にこだわった部分や、難しかったことを聞いてみました。
「パックに付着したタレが、小さなこだわりポイントです。難しかったのは納豆特有のねっとりした質感の表現です」
次はどんな作品を作ってくれるのでしょうか?楽しみですね!