「まい ねーむ いず....」ひとりぼっちだったアメリカ生活が一気に好転した本当の話。

    友だちができず、心細かったアメリカ生活で支えになったものとは....。

    「心細いアメリカ生活で自分を助けてくれたもの」と投稿された漫画が話題です。

    3人のお子さんを育てる「まいぽー」さん(@_fuwamai_)がTwitterに投稿したところ、1万3千以上のリツイートと8万近い「いいね」が寄せられました。

    リプライ欄でも、「芸は身を助けるってやつですね!」「自然と涙が溢れました...!」などの声が集まっています。

    BuzzFeedは投稿者さんにお話を聞きました。

    普段、Twitterに漫画やイラストを投稿しており、これまでも、友人ができず心細かったアメリカでの学校生活を漫画にしてきました。

    そんな状況が、ひょんなことから一変する出来事が...!

    それが今回漫画にした「描いていた絵によって友人の輪が広がる」という経験だったのです。

    「昔からのクセで、紙があるとつい描き始めてしまいます。特に不安だった当時は、紙の上に広がる自分だけの世界にすがるような気持ちで没頭して描いていました」

    不安な気持ちの中、描いていた絵がクラスメイトの目に留まり、注目の的に。そんな急展開を、当時はどのような気持ちで受け止めたのでしょうか。

    「今でこそ『絵が描けるっていいな』と言ってもらえますが、小中学生の頃は授業中ですら描いていたので、読書や勉強と比べると『子供っぽい趣味』だという自覚はありました。けれど心細いアメリカ生活のなかで、 これは趣味じゃなく立派な『武器』だということに気づけて」

    「いま一番自分が苦しい時に自身を助けてくれたこと、 みんなに声をかけてもらえたこと、 これまでの人生が報われた気がして、それは言葉にできないくらい嬉しかったです。本当に宇宙へ舞い上がるくらい嬉しくて、帰り道はずっとドキドキしていたのを忘れません」

    「ドラゴンボールおじさん」....?

    実は、まいぽーさんにとって、大切な存在がもう1人いるのだといいます。

    それが今回の漫画にも小さく登場する、「ドラゴンボールおじさん」。

    「ドラゴンボール最⭐︎高!!」と話すおじさんは、かつてドラゴンボールへの愛を売店で熱く語ってくれた人だったのでした。

    「彼の存在も大きかったです。感謝していますし、いくつになっても目を輝かせて好きを語れるあんなおじさんになりたいな、と思いました」

    心細かったアメリカでの生活に、明るい兆しが見えてきたところで今回の漫画は締めくくられています。

    この後、生活はどのように変化したのでしょうか。

    「次の日から『あなた絵の上手い子でしょ?』と話しかけられるようになりました。そこから自分の持ち味や日本の魅力をフルに使いながら、学校生活を少しずつ好転させていきました。だけど、それは私だけの力ではなく、周りの方の手助けや優しい声かけがあったからこそ」

    「詳しくはまた次回以降の更新で少しずつ描いていきますので、楽しみにお待ちいただけたら幸いです」

    最後に、今回の反響をどのように受け止めているのか尋ねてみました。

    「ただただ、ありがとうございます!!反響の数字がわたしの許容範囲をとんでもなく超えてしまったので、本当に、ただありがとうございます感謝していますの気持ちでいっぱいです」

    まいぽーさんのアメリカ生活は、今後どうなっていくのか。漫画の公開が待ち遠しいですね!