それぬいぐるみで再現するんです貝? 予想を上回る姿に「非常にツボったので全種類注文させて頂きました」

    賞味期限まであるん貝〜〜!

    傷んじゃうから冷蔵庫入れておいて〜!

    カバンにつけていたら、部屋に飾っていたら、そんな声をかけられそうなぬいぐるみが話題になっています。

    刺繍工場を営む平栗あずささん(@bunny212azy)が、Twitterに「アサリのぬいぐるみ」を投稿したところ、9千以上のリツイートと、4万7千を超える「いいね」が集まりました。

    その完璧な再現率に、「非常にツボったので全種類注文させて頂きました」「消費期限あるんだ😂」などの声が寄せられています。

    BuzzFeedは、ぬいぐるみの制作者である平栗あずささんにお話を聞きました。

    平栗さんは8年前、「ボクトウ刺繍」という刺繍工場を夫婦で立ち上げたそうです。

    「主な仕事はアパレルや衣装のための刺繍のデザインや製作ですが、最近は自分たちで企画したぬいぐるみやワッペンなどの雑貨の製作・販売にも力を入れています」

    今回、製作したのがアサリのぬいぐるみでした。完成すると、Twitterに「神の創造物、著作権フリーなので勝手にぬいぐるみ化して売っても怒られが発生しないからうれしいよね…」と投稿し、大きな反響があったのです。

    「予想外にたくさんの方の目に触れることになってびっくりしましたが、これをきっかけに私のぬいぐるみに興味を持って下さる方もいて嬉しいです。 ぬいぐるみの売り上げも普段より増えていてありがたいです」

    実は過去にもアサリのぬいぐるみをwebショップで販売したことがあり、今回のものは久しぶりに製作し販売したアサリだそうです。

    神の創造物、著作権フリーなので勝手にぬいぐるみ化して売っても怒られが発生しないからうれしいよね…

    Twitter: @bunny212azy

    とはいえ、なぜ「アサリ」をぬいぐるみにしようと思ったのでしょうか。

    「以前作ったいくつかのぬいぐるみがいい感じに出来たので、デジタルプリントの生地で作るという、同じ手法で作れるモチーフを色々検討してアサリにしました」

    神の創造物のぬいぐるみ、アサリの他にもちょっとあるのでよかったら見てみてね… https://t.co/hHDjw7OwSV

    Twitter: @bunny212azy

    「ミジンコのぬいぐるみ」

    「普段からアサリのお味噌を食べるとき、貝殻の模様が色々あり面白くて好きだったのも理由です。アサリは形がシンプルで、ぬいぐるみとしてはパーツも少なくて簡単に作れるので、気軽に買ってもらえる価格の商品に出来そうでいいなとも思いました」

    「スーパーでアサリを買ってきて....」

    アサリのぬいぐるみを作るにあたり、こだわったことを聞いてみると、こんな答えが返ってきました。

    「できるだけリアルにしたかったので、スーパーで買ってきたアサリの貝殻を参考にしました。貝殻をカメラで撮影し、あらかじめ作っておいた立体的な型紙に合わせて写真を処理してします。それを布にプリントし、切り取って縫製しています」

    デジタルプリントの生地のおかげで、モチーフのリアルな姿が見事に再現されていますね。

    賞味期限は10年

    ぬいぐるみも目を引きますが、それ以上に興味をそそられるのがスーパーの店頭に並べられているかのようなそのパッケージ。

    目を凝らしてみると、賞味期限の表記は約10年後に設定されています。リプライ欄では、それに驚く人もいました。

    聞いてみると、この包装をしたのは、ぬいぐるみ単体だと一目でアサリだとわかりにくいのではないかと考えたからなのだそう。

    なお、賞味期限の設定については「特に深い意味はないのですが、長く可愛がってもらえたら嬉しいな」とのことです。

    常温で10年も持つアサリは、想像しただけでも面白いですよね!

    ちなみに....

    「撮影に使ったアサリは、酒蒸しにして食べた」そうです。

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