「好きなことを持って生きたい」と投稿された漫画が話題です。
1児の母であるありまさん(@arimama_umauma)がTwitterに投稿したところ、1万以上のリツイートと4万5千を超えるリツイートが集まりました。
リプライ欄でも、「素敵なお話をありがとうございます」「泣けてきた...」などの声が寄せられています。












BuzzFeedは投稿者さんにお話を聞きました。
子育てをしながら、イラストレーター・刺しゅう作家として活動するありまさん。
主にWebメディアでコミックエッセイを描きながら、SNSで刺しゅうの図案を発信しています。
「よし頑張るぞ!」との決意を込めて描いた漫画には大きな反響が寄せられ、とても喜んでいます。
描いた時の思いをこう振り返ります。
「『母親としても、1人の自分としても、楽しんでいきたい』という気持ちや、自分の中に好きなものがあるということを忘れないようにしたくて描きました」
自分も見つけた「とっておきのもの」
漫画では、お母さんが次のように話していましたが、当時のありまさんにはピンときていなかったそうです。
「お母さんはね、介護が終わった後に『なにもないー!!』ってなりたくないの」
「だから、介護しててもやりたいことをやっておくの 好きなものを持っておくの」
お母さんの影響を受け、「好きなもの」に選んだ刺繍は、育児が終わっても続けたいと思える「とっておきのもの」になったといいます。
大人になり、子どもを授かった今、お母さんの言葉をどのように受け止めているでしょうか。
「以前はピンとこなかった『やりたいことが分からなくなる』という気持ちが、『こういうことだったのか』と腑に落ちました。経験しないと分からないことが、この世にはたくさんあると改めて知ることができました」
「母には、どんなときでも楽しむ姿を見せてくれてありがとう、という気持ちです」