「君は大丈夫かもしれない。でも…」志村けんさん新型コロナ肺炎で死去、ダルビッシュが綴った思い

    「君は大丈夫かもしれない。でも君にとって大切な人、誰かにとって大切な人は大丈夫じゃないかもしれない」

    新型コロナウイルスに感染し、肺炎で入院していたタレントの志村けんさんが3月29日夜、亡くなった。70歳だった。

    突然の訃報に衝撃が走るなか、メジャーリーグのシカゴ・カブスに所属するダルビッシュ有選手がTwitterに「信じられない。。ご冥福をお祈りします。。」と投稿。

    続けて、「君は大丈夫かもしれない。でも君にとって大切な人、誰かにとって大切な人は大丈夫じゃないかもしれない」「あなたには愛している人、大切な人がいると思います。あなたのその人を見る目はどんなものでしょう。きっと素晴らしい感情だと思います。道ですれ違った、初めて見る人も誰かにとってそういう存在です」と綴った。

    君は大丈夫かもしれない。 でも君にとって大切な人、誰かにとって大切な人は大丈夫じゃないかもしれない。

    あなたには愛している人、大切な人がいると思います。あなたのその人を見る目はどんなものでしょう。きっと素晴らしい感情だと思います。 道ですれ違った、初めて見る人も誰かにとってそういう存在です。

    「一人ひとりの行動がみんなの命を救う」

    新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防ぐため、首都圏や大阪府では、週末の外出自粛要請が出された。

    また、平日もなるべく在宅勤務をし、夜間の外出を控えるほか、「3つの密」が重なる場所を避けて行動するよう求めている。

    《3つの密》

    1. 換気の悪い密閉空間
    2. 多くの人の密集する場所
    3. 近距離での密接した会話

    東京都の小池百合子知事は、「新型コロナウイルス感染症は、今が爆発的増加になるかどうかの重大な局面です。一人ひとりの行動がみんなの命を救います」と呼びかけていた

    安倍晋三首相も3月28日の会見で、感染経路がわからない患者が東京や大阪などの都市部で増加していることを示し、「制御できない感染の連鎖が生じれば、どこかで爆発的な感染拡大が発生しかねない。最大限の警戒をお願いしたい」と訴えた

    (サムネイル:時事通信、AFP=時事)