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愛に人生に迷ったら… 歌舞伎町の「ホスト書店長」がオススメする“LOVE”の本5冊

「愛について書かれていない本はない」と語る柳下恭平さんオススメの“LOVE”の本

誰もが愛を求め、迷い、さまよっている“愛の迷路”のような街、歌舞伎町だからこそ、棚に並んでいるのは「LOVE」をテーマにした400作品のみ。

夜や心の闇をイメージした「黒いLOVE」、情熱や家族愛の「赤いLOVE」、官能的でメルヘンな「ピンクのLOVE」の三つに分類されています。

選書を手がけたのは、神楽坂で書店「かもめブックス」を営む校閲会社・鴎来堂の柳下恭平さん。

ここだけの話、実は元ホストという経歴もあり、歌舞伎町ブックセンターでの肩書きは「ホスト書店長」。

「愛について書かれていない本はない」と豪語する柳下さんに、愛に、人生に、仕事に迷って、歌舞伎町ブックセンターに迷い込んでしまった人にオススメしたい「LOVE」の本5冊を選んでいただきました。

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天才的な芸術家の岡本太郎とそのパートナーの岡本敏子さんが遺した言葉集です。

「愛してるなんて一度も言われたことなかった。でもわたくしにはちゃんとわかってた」「いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない」など、昭和を生き抜き、50年以上人生を共にした二人の「愛」のメッセージだからこそ、胸を打つものがある。

男性が言っている言葉なのか、女性が言っている言葉なのかという文脈も含めて美しい。愛に悩むひとに手にとってもらいたい1冊です。

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雨宮まみさん。昨年亡くなりましたが、すばらしい女性でした。本当にストレートな愛情の方というイメージがあります。

東京っていう街ってすごくユニークだと思うんですね。雨宮さんが「東京」という街をどう見て生きたのかということを、10代20代の若い女性に少し先の東京として、知らない世界を発見してもらいたいと思います。

家では両親の話すベンガル語、外では英語を使い分けて育ち、イタリア語の翻訳家としてはたらく女性のエッセイです。

彼女は二つの世界をべつの言葉で橋渡していく翻訳を仕事にしたわけですが、彼女はその「働く」ということに苦しんでいるんですよ。その過程を若いうちに読むと、仕事について考える上でいいのではないかと思います。

歌舞伎町の本屋であるからには、歌舞伎町らしい本を1冊オススメさせてください。僕にとって菊地成孔さんはすごく歌舞伎町のイメージがあって、この本はとにかく文章のドライブ感がすばらしいんですよね。

彼の愛するクールな音楽や世界観がどこから生まれたかも知ることができるし、若い頃と30代になってから読むのとでは全く違う印象を持つ本だと思います。

岡崎京子さんは90年代の美しいカルチャーを作ってきた女性、男性の僕から見ると「女の子」を象徴する方だと思います。

誰もが自分の社会から抜け出せないことに悩んでいる気がします。人生って鍵が開いている檻のようで。特に若い子にとっては、それが閉塞感や絶望を生むような気がしていて。

この作品も恋だったり、セックスだったり、何かに属することだったりについて深く描いている作品だと思います。


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