池袋周辺で大粒のひょうが襲う「かなり鈍い音が鳴っていたので…」

    現地にいた男性はBuzzFeed Newsの取材に、「ひょうがぶつかる際にかなり鈍い音がしていたので、危険を感じて外に出られませんでした」と話した。

    7月18日午後、関東地方で大気の状態が非常に不安定になり、各地を大量のひょうや激しい突風、ゲリラ豪雨などが襲った。

    午後3時10分ごろ、東池袋1丁目でひょうが激しく降り注ぐ様子を撮影したバランさん(@baranbanban)は、BuzzFeed Newsの取材に「冷蔵庫の製氷機で作るサイズの物が降っていました、それより大きいものもありました」と話した。

    また、「ひょう自体は5分少々で止みましたが、(地面などに)ぶつかる際にかなり鈍い音がしていたので、危険を感じて外に出られなかった」という。

    午後3時すぎに池袋郵便局交差点付近で、飲食店の看板が激しい風で飛ばされる様子を撮影したガイモンさん(@gaimonn)も、「建物内から撮影したので身の危険は感じませんでしたが、外には出られませんでした」と語る。

    ビックカメラ池袋本店付近では、エスカレーターからひょうが激しく吹き込む様子も撮影された。

    池袋でエスカレーター登ろうと思ったらヒョウが降ってきたんですが…!

    NHKによると、荒天の影響でJR山手線が一時運転を見合わせ、神奈川県や東京都で計1万6600世帯が停電した。

    さらに、新潟県の五泉市や小千谷市、長岡市、魚沼市などでも土砂災害の危険性が高まっており、気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地への浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風、ひょうに注意するよう呼びかけている