アフガニスタンの首都カブールの病院で撮影され、赤十字国際委員会(ICRC)の広報官がツイートしたある動画が世界中で注目を集めている。
「義足を持っていることが嬉しくて」
Ahmad received artificial limb in @ICRC_af Orthopedic center, he shows his emotion with dance after getting limbs. He come from Logar and lost his leg in a landmine. This is how his life changed and made him smile.
動画に写っているのは、5歳のアフマド・サイヤド・ラフマン君。
イギリス紙のガーディアンによると、アフマド君は生後8カ月の頃、タリバンとアフガニスタン政府軍の戦闘に巻き込まれ、銃撃で右足を負傷。のちに足を切除した。
(注:元のツイートでは地雷によって負傷したと書かれているが、現地からの報道では銃撃によって負傷したとされている)
この日、ICRCの病院で新しい義足をつけてもらったアフメド君は、その場で両手を大きく広げ、音楽に合わせてくるくると踊り出した。
満面の笑みを浮かべ、嬉しそうに義足で踊るアフメド君の動画は、世界中で120万回以上再生され、大きな注目を集めた。
負傷後もすくすくと成長を続けてきたアフマド君にとって、今回の義足は4本目。
アフマド君の母親は「息子は義足を持っていることが嬉しくて、いつもこうして踊りを見せてくれるんです。息子が義足をつけ、自分で歩けることを嬉しく思います」と話したという。
10万人以上に義手や義足を提供
